【ORＡS】ブロスター（基本型）についての育成論

2016/11/10

ブロスターは、第7世代で登場した、みず単タイプのポケモンです。耐性はみず単タイプです、はがね、ほのお、みず、こおりを半減します。弱点はくさ、でんきの２つとなっています。

種族値を見るとやはりＣが高く、水タイプの中ではレギュレーション内ではメガシンカポケモン以外で最高の種族値を誇ります。さらにHBDも中々の高さを誇りタイマン性能が高いです。しかしＳがとても低い相手を先制する事は難しいです。

またブロスターの特性「メガランチャー」は対応している技は少ないですが、はどう技の威力を1.5倍にするという強力なものです。この特性により、元々Ｃが高いのもあいまり、かなりの火力を出すことが出来ます。「メガランチャー」で火力が上がる技は「あくのはどう」「りゅうのはどう」「はどうだん」「みずのはどう」になります。あとおまけ程度で「いやしのはどう」がありますが、ダブルやトリプルでしか使い道のない技なので、気にする必要はありません。そして今回は積み技を捨てて、特防を上げるために「とつげきチョッキ」を持たせます。これにより、努力値をＣとＨＢに振り両刀ある程度耐える事が出来るようになります。足が遅いので耐久に努力値を振ることによって、攻撃の試行回数を増やせ、結果的に火力の底上げにつながります。

今回はこの低い素早さを逆に生かして、対策するのが難しい「ギルガルド」を狩ることを意識していきます。ギルガルドの特性と「キングシールド」という専門技により、自分よりＳが速い相手には高い攻撃力で攻撃し、高い防御力で攻撃を受けることが出来るます。そのサイクルを崩すのに足が遅く火力が高いブロスターが適任です。しかもブロスターからギルガルドに効果抜群はとれますが、相手から抜群を取られることはありません。

一番のターゲットはギルガルドですが、元々のタイマン性能が良いポケモンなので他のポケモンと対面しても、弱点を突いてくる相手意外とはいい勝負をすることが出来ます。使用する技の範囲も「あく」「かくとう」「みず」「ドラゴン」と幅広く意外と何とかなってしまいます。そして、最遅にしてもブロスターは「アクアジェット」という先制技を覚えるので、一撃与え次のターン詰めるという戦い方も出来ます。

ただしメガフシギバナや、波動系の技を全て半減か無効にしてしまうマリルリ、ウォッシュロトムなどと対面してしまうと、何をしてもやられてしまうので注意してください。耐えて強烈な波動をぶっぱなすブロスターを１度使用してみては如何でしょうか？

ブロスター：ランチャーポケモン

6930