【ORAS】クレッフィ(いばみが型)についての育成論
2016/10/03
今回はシングルバトルにおける「クレッフィ」の育成論です。
【クレッフィ】
タイプ:はがね・フェアリー
性格:おだやか
特性:いたずらごころ
持ち物:たべのこし
ポケットモンスターX・Yで初登場したフェアリー、はがねタイプのポケモンです。
可愛い見た目と裏腹に容赦のない戦法が特徴で、同じフェアリータイプのトゲキッスやピクシーと並んで害悪ポケモンの一角として名高いです。クレッフィの強さは正直なところ運次第によって大きく左右されるのですが、ラストクレッフィ一匹から相手のポケモンをまとめ瀕死状態に追い込むポテンシャルを備えています。
また今回紹介する型は通称いばみがクレッフィという型で攻撃技はイカサマのみとなりイカサマは自身のA種族値には依存しない技です。
加えて特性は夢特性ではなく通常特性なので親個体として使うクレッフィは草むらから捕まえてきた個体でよく、その分厳選も楽になります。では具体的な育成論を見ていきましょう。
性格について
性格はおだやかで決まりです。今回紹介する型は前述した通りいばがみ型となります。いばがみ型とはいばる・みがわりの略で、変化技いばるは相手のポケモンのこうげきのランクを二段階上げ、混乱をさせます。
なので防御に努力値を厚く振ったところであまり意味がなく、使用する攻撃技は相手のこうげき実数値や攻撃ランクに依存するイカサマなのでHPや特防に努力値を大きく振ることになります。
特性について
クレッフィの夢特性にはマジシャンという特性がありますが今回採用する特性はいたずらごころとなります。いたずらごころは変化技を優先度+1で打つことのできる特性で変化技が豊富に使えるクレッフィにはぴったりな特性です。
持ち物について
いばみが型のクレッフィは相手のポケモンの前に居座るターンが比較的長いポケモンであり、また相手のポケモンをハメる戦法を使うので持ち物はたべのこしで決まりです。
努力値について
特防:252
すばやさ:28
実数値:161-x-111-x-152-99
みがわりやたべのこしの回復量を考慮に入れHPは16n+1調整。とくぼうに努力値を厚めに振ることでとくこう無振りのスイクンのねっとうを身代わりが確定で一発耐えることができます。またすばやさに振る努力値を振っているのはマリルリやメガクチート意識です。
技構成
この変化技がなければこのポケモンは始まりません。Aを二段階上昇させ混乱をさせる変化技いばるで積極的に運ゲームを仕掛けましょう。いばるを外して負けたら運負けです。
いばるを打った次のターンの安定択となり相手のポケモンが放ってくる変化技を空かすこともできる優秀な技です。相手のポケモンは混乱をしている状態で、こちらは身代わりをはって高みの見物をします。
ポケモン屈指のバグと呼ばれるしびれで相手のポケモンに追い打ちをかける変化技です。混乱しているポケモンの自傷率は50%で、麻痺状態のポケモンはしびれ率は25%。混乱かつしびれ状態のポケモンは合計62.5%の確率で自傷するかしびれて動けなくなります。
いばるとの相性が非常に良い技です。前述した通り相手ポケモンのこうげき種族値やこうげきランクに依存する技なので、いばるで攻撃のランクを上げることによってイカサマの火力が上がります。
運用方法
基本的な戦術はいばる→みがわり→でんじはorイカサマの順です。相手のポケモンがクレッフィに対して有効打がない場合はみがわりから選択しましょう。また場面によってはいばるよりもでんじはから選択した方が良いということもあります。
例えばすばやさを強みにしているポケモン、メガゲンガーやバシャーモゲッコウガなどです。こういったすばやさのあるポケモンは他のポケモンと比べると耐久力がもろく運ゲームを仕掛ける必要がない場合もあります。
でんじはで相手のポケモン足を止めるだけでもクレッフィは十分強いです。
しかしいばるで相手のポケモンの攻撃ランクを上げたものの自傷せずにクレッフィが突破される、もしくはそもそも相手のポケモンラムのみを持っていたという場合においては目も当てれない惨状となります。
そこで自分のパーティーに特性へんしんできあいのタスキやこだわりスカーフを持たせたメタモンや特性てんねんのピクシーを入れることによってクレッフィが無償突破された場合でもある程度のカバーが効くようになります。
また今回は技構成にみがわりを採用していますが、みがわりを抜いてクレッフィが苦手な地面技対策で、でんじふゆうを採用するのもおすすめです。
ガブリアスやマンムー霊獣ランドロスは浮いたクレッフィの前で為す術もなく瀕死状態となります。