【ORAS】ガブリアス(ようき最速型)についての育成論
2016/01/14
・性格:ようき
・特性:さめはだ
・努力値配分:攻撃252、特防6、素早さ252
・覚えさせる技:げきりん、じしん、残り2枠は選択
・持ち物:こだわりスカーフ、こだわりハチマキ、きあいのタスキ、いのちのたまから選択
概要
ガブリアスはドラゴン、地面をタイプに持つ、俗に言う600属のモンスターです。ポケモンの対戦環境における中心的なモンスターと言えます。種族値は総じて高く、加えて非常に無駄のない数値配分となっています。HP108、攻撃130という数値はもちろんのこと、防御95、特防85という数値も攻撃寄りのモンスターとしては文句なしです。
強力な技を受けてもタイプ不一致であったり、弱点を突かれなかったりした場合、努力値を全く振っていなくても、なかなか一撃で落とされることはありません。ですが、ガブリアスの種族値における最大の特徴は素早さが102であることです。100ではなく102であることが最大の長所と言えます。たった2の違いが勝負を決する時もあります。
また、使用できる技の選択肢、育成型の種類が豊富であり、それでいて多くのプレイヤーが使用するモンスターであるということから、モンスターの型を見破られにくいという長所もあります。ここではあまりピンポイントに活躍するものではなく、多くの状況、環境で使用できる育成論として、その素早さ、攻撃の高さを活かした型を考えています。
主な役割としては抜き要員、フィニッシャーとして使用する育成論です。また、素早さを活かす育成論のため、素早さの種族値が下がってしまうメガシンカのことは考慮に入れていません。
技構成
技構成は何はともあれまず、げきりんとじしんです。タイプ一致、攻撃種族値とも一致した高威力技ですから、よほどのことがない限りこの二つは固定と考えてください。残りの二枠に関しては候補が多いです。
こだわり系の持ち物を持たせるのであれば、途中で技変更ができなくなるので他の高威力技から採用します。候補にはストーンエッジやいわなだれ、アイアンヘッドやどくづき、ほのおのキバ、などが挙げられます。想定する相手モンスター、またはタイプ、自分のパーティとの補完関係を考えた上で選択します。
その他の持ち物を持たせるのであれば上記の技に加え、つるぎのまいやがんせきふうじ、みがわりやねごと、ダブルチョップなども選択肢に入ります。こだわり系の持ち物を持っている時より器用さが増すため、補助技を使う余裕が生まれます。
性格
採用する性格はようきで確定です。いじっぱりも一応は考慮に入れることができますが、その場合最大の長所である素早さ種族値が台無しになってしまうので、この育成論としてはようきであることが条件です。
持ち物
持ち物はいくつかの候補から選択することになります。ガブリアスの役割自体は同じでも、パーティに採用している他のモンスターによって微妙に変わってくるのが持ち物です。
・こだわりハチマキ:種族値102という素の数値を活かした上で攻撃に特化させるのであればこだわりハチマキです。この場合、ガブリアスの攻撃を受けるために出てきたモンスターを相手の想定以上の攻撃力で叩くことができるため、意表をつくことができます。
・きあいのタスキ:より汎用性を持たせ、器用に立ち回らせたいのであれば、きあいのタスキにします。一度は瀕死級のダメージを受けても大丈夫なので、行動の幅がぐっと広がります。
・いのちのたま:火力面を底上げできますし、それでいて行動が縛られないので立ち回りも自由です。万能アタッカーとして役割を持てます。
パーティ内の他のモンスターと相談することになりますが、一つの持ち物しか持つことのできない型ではないので、その場その場で柔軟に対応することができます。
特性
特性はさめはだを採用します。特性を活かした育成ではないため、特別重要なポイントではありませんが、他の特性を採用するよりは、物理攻撃を受けてきあいのタスキを無効化できたり、多少でもダメージを与えられるという面でさめはだの方にメリットがあります。
努力値振り
努力値振りに関しては細かな調整はしません。攻撃と素早さに252ずつ振ります。残りの6は防御か特防に振ってください。この振り方にする理由としては強力なモンスターが多くいる素早さ100属に対して優位に立つためです。
むしろ、素早さに252振らなければ全てが台無しになってしまいます。攻撃に振る理由もフィニッシャーとしての威力を高めるため当然の選択です。
運用方法
運用方法はシンプルです。相手のモンスターを倒すことが唯一にして絶対の役割となります。基本的には序盤に使用し、相手の補助モンスターが場を整える前に倒すこと、あるいは終盤戦、弱った相手の前に満を持して登場させ、その素早さと攻撃力で一気に勝負をつけるといった運用の仕方をします。
仮に技や持ち物が上記のうちのどれであってもこの運用方法が基本線です。パーティのエースとしての役割を期待する育成論となっています。