ポケネタ速報

【ORAS】ローブシン(物理アタッカー型)についての育成論

      2016/06/21

物理アタッカー、ローブシン育成論

《HP振り攻撃特化型》
 性格:いじっぱり。
 特性:てつのこぶし。
 努力値配分:HP252、攻撃252、素早さ6。
 技:ドレインパンチ、マッハパンチ、れいとうパンチ、ビルドアップ。
 持ち物:ラムのみ。
 役割:物理アタッカー。

《概要》
ローブシンはかくとう単タイプのポケモンです。種族値はその重厚な外見通り、HPが105、攻撃が140と非常に高いです。また、防御も95と悪くないですが、その他の数値は特攻が55、特防が65、素早さが45と低くなっています。

特性はこんじょう、ちからづく、てつのこぶし、と三つあり、そのどれもが育成に値する優れた特性です。この育成論ではパンチ技の威力が上がるてつのこぶしを採用します。

技に関しては、攻撃面では有用なものは物理技にしかないと言っても過言ではありません。補助技についてはどくどくやみがわり等が使用でき、全く使えないというわけではありませんが、サポート役として活躍できるほど種類に恵まれているわけではありません。ローブシンは特性が全て有用なため、育成型が非常に豊富なポケモンです。そのため、一見しただけではどういった育成型なのか判断しづらいことも長所として挙げることができます。

《技》

ドレインパンチ

威力75のかくとう技です。威力自体は低いですが、HP吸収効果があり、延命に役立ちます。また、タイプ一致かつ特性の効果を受けるため、決して低くはないダメージが期待できます。

マッハパンチ

威力40の先制かくとう技です。特性の効果を受けますし、素早さの低いローブシンにとって非常に有用な技となります。

れいとうパンチ

威力75のこおり技です。この技も特性の恩恵を受けます。主にひこうやドラゴンタイプに対して打っていきます。

ビルドアップ

攻撃と防御を上げる積み技です。この技を効果的に使うことでメインウェポンながら威力の低いドレインパンチの火力を底上げ、いざという時のマッハパンチを驚異的な威力にします。積み技とはいっても絶対に使わなければならない、ということはないため、機を見計らって使っていきます。

《性格》

いじっぱりです。純粋なアタッカーとして育成するため、攻撃に補正をかけることにします。

《持ち物》

ラムのみを持たせます。アタッカーとして致命傷になりかねないまひややけど対策のためです。しかし、ローブシンは特性こんじょうの育成型も有名なので、状態異常技を打たれる頻度は他の物理アタッカーよりもやや少ないと言えます。

《特性》

てつのこぶしです。パンチ技の威力が上がるという特性で、デメリットや条件なしで火力アップができます。

《努力値配分》

HP252:素早さ種族値が低いため、耐久面を底上げし、簡単には倒されないアタッカーとして育成します。

攻撃252:物理アタッカーですから、ここは極振りです。

 素早さ6:おまけに近い6振りです。

《ダメージ》

被ダメージは攻撃特化ファイアローのブレイブバードで82~97.1%、攻撃特化ガブリアスのげきりんで55.6~65.5%のダメージと物理面での耐久はなかなかのものです。特殊面も特攻準特化トゲキッスのエアスラッシュで80.1~96.2%、特攻準特化メガゲンガーのシャドーボールで55.6~65.5%のダメージと物理面よりは数値的に劣るものの、紙耐久と評価されるほど低いものではありません。
与ダメージは特性てつのこぶし込みの数字を挙げます。

ドレインパンチでHP振りメガガルーラに対して84.9~100%、無振りガブリアスに対して50.8~60.6%のダメージとなります。
マッハパンチは同じ相手に対して、46.2~54.7%、27.8~32.7%のダメージです。
れいとうパンチはマルチスケイル込みのHP振りカイリューに対し62.6~74.7%、HP振りのトゲキッスに対して64.5~77%のダメージです。

《運用方法》

あまり場所や相手を選ばず、物理アタッカーとして広く活躍してくれます。主な運用方法として対面から素直に戦っていく方法、マッハパンチによるとどめを刺す方法が挙げられます。前者の場合、素直に攻撃しながら隙を見てビルドアップを積んでいきます。

持ち前の耐久力とドレインパンチによる回復、いざという時はマッハパンチで先制を取れることから長く場に留まることが期待できます。仮にまひややけどを撒かれても一度は無効にすることができるため、強気に攻撃していけます。後者の場合、味方がある程度削った後に投入し、タイプ一致と特性の効果で無視できない威力となっているマッハパンチで後片付けをしていきます。

注意点は物理面に比べ特殊耐久が低いことです。強力な特殊アタッカーと対峙したときは無理せず引っ込んでおくべきです。また、技のタイプがかくとうとこおりしかないため、等倍を取れない相手も当然存在します。パーティを上手く構築することでローブシンの攻撃が通らない相手を上手くカバーしてあげるといいです。ローブシンは鈍足ながら、その類い希ないる攻撃力でパーティの力になってくれる頼もしいポケモンです。

 - ポケモン育成論