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【ORAS】サワムラー(かるわざアタッカー型)についての育成論

   

第一世代で登場した、かくとう単タイプのポケモンです。耐性は単タイプですが意外と優秀で、いわ、むし、あくを半減します。弱点はひこう、エスパー、フェアリーとなっています。

覚える技も範囲が広いです。「ストーンエッジ」や「とびひざげり」「インファイト」等、高火力な技は勿論のこと、「ねこだまし」「バレットパンチ」「マッハパンチ」「フェイント」「しんくうは」など先制技も各種覚えます。

さらに「ブレイズキック」や「どくづき」など使い勝手の良い技など、とても優秀なものがそろっています。種族値を見るとAとDが高いですが、反面H、B、Cがかなり低く脆いポケモンです。Sも遅めなので高いAを生かせずに倒されてしまうことが多いです。

しかし、この遅いSを新しく手に入れた夢特性もちもので補う事が出来ます。サワムラーの夢特性は「かるわざ」です。この特性はアイテムを失った時、自身の素早さを倍にするというものです。この特性を生かすためにもちもの「きあいのたすき」を持たせます。そうすると、元々弱点であった「脆い」部分がここで役に立ってきます。相手の一撃を食らうとサワムラーはほとんどの場合、「きあいのたすき」が発動します。そうするとここで特性「かるわざ」が発動し、素早さが倍になるので次のターンからはほぼ全ての相手に対して上から殴っていけます。基本的にサワムラーは特性「すてみ」からの無反動「とびひざげり」を連打してくるイメージが強いので、「かるわざ」で素早さを上げて上から殴っていき相手のプランを崩していきます。

ただしこの型のサワムラーは弱点も多く、大体サワムラーを選出すると、もちものは「きあいのたすき」だとバレてしまいます。これは攻撃力が高く素早さが低いポケモンだとバレていて、その結果「きあいのたすき」を持っていない一撃耐えて反撃するという事が出来ないからです。その為たすきをつぶしに来る事があるので、相手が先制技をもっていそうだったり、天候ダメージを与えてくる可能性がある場合は注意してください。他にも素でサワムラーの方が早く動ける相手や、搦め手を使用してくるポケモンと対面させてしまうと、せっかくの「きあいのたすき」がうやむやにされ本領を発揮できなくなってしまいます。

なので、選出するときにどの相手に対して繰り出していくかをしっかりと考えなければ本領を発揮することが出来ません。パワータイプだけど、テクニカルな判断を求められるサワムラーを1度使用してみては如何でしょうか?

サワムラー:キックポケモン

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タイプ:かくとう
性格:いじっぱり
特性:かるわざ
持ち物:きあいのたすき

サワムラーの種族値

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
50 120 53 35 110 87
性格について

「きあいのたすき」を使用後、一撃で相手を倒さないとこちらが倒されてしまいます。そのため一撃の威力を上げるために攻撃力の上がる性格を選択しています。

性格が「ようき」だとB4振りガブリアスを一撃で倒せるかギリギリのラインになってしまう為、どうしてもかるわざ前に抜きたい相手がいる場合以外はいじっぱりを選択してください。

持ち物について

きあいのたすきを持たせてください。通常の「かるわざ」型は、「ノーマルジュエル」を持たして先行「ねこだまし」でジュエルを消費して発動させるというパターンが多いですが、今回は相手の攻撃を受けて、「きあいのたすき」を消費して、上から高威力の「きしかいせい」をバンバン打っていく型になります。なので持ち物はきあいのたすき一択になります。

努力値について

A252 S252残りは無振りもしくは適当にCにこの型で大切なの事は、一撃でHPを1にさせられて、高火力で上から殴るという事です。

その為HBDに努力値を振る必要はありません。また種族値もHBDは出来るだけ低く出来ると楽です。

今回の技構成

タイプ 技名 威力 命中率
かくとう きしかいせい 100
じめん じしん 100 100
こおり れいとうパンチ 75 100
はがね バレットパンチ 40 100

きしかいせい

自分の残りHPが少ないほど威力が高くなる「かくとう」タイプの技になります。この型では基本的にHPが1の状態で使用するので威力は200になります。

この威力は、「すてみ」×「とびひざげり」を大幅に上回ります。

じしん

威力は下がりますが、「かくとう」を半減されてしまう「どく」タイプに対抗する選択技になります。

他にも「かくとう」が無効化されてしまう「ゴースト」タイプである、「メガゲンガー」と「ギルガルド」を見ての選択になります。

れいとうパンチ

4倍弱点を狙います。こちらは選択技になりますので、自分のパーティーと相談して重い相手に有効な技を選択してください。

バレットパンチ

ここは選択先制技になります。どの先制技をえらんでも良いですが、「フェアリー」に対しての有効打がなかったので「バレットパンチ」を選択しました。

意表を突くという点では「フェイント」も面白くなります。先制技があると何かと便利な時が多いので採用した形になります。

ダメージ参考

きしかいせい
B4ガブリアス    ⇒ 確定1発
B4メガガルーラ   ⇒ 確定1発
B4メガギャラドス  ⇒ 確定1発
H252クレセリア   ⇒ 確定3発
メガミミロップ    ⇒ 確定1発
H252ゲッコウガ   ⇒ 確定1発

じしん
H252マリルリ    ⇒ 確定3発
メガバシャーモ    ⇒ 乱数1発(56.3)
メガゲンガー     ⇒ 確定1発
ギルガルド    ⇒ 確定2発

れいとうパンチ
B4ガブリアス    ⇒ 確定1発
B4メガボーマンダ  ⇒ 乱数1発(6.3)
ボルトロス    ⇒ 確定2発

バレットパンチ
H252マリルリ    ⇒ 20~39.7%

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