ポケネタ速報

【ORAS】メガフシギバナについての育成論

      2016/08/16

今回は、メガフシギバナについての育成論をご紹介します。まずはじめにフシギバナと言えば初代であるで登場した「くさ・どく」タイプのポケモンです。

初代の草タイプ御三家の最終進化形ということもあり、思い入れのある方も多いでしょう。全体的に種族値が安定しており、水・電気・格闘・草・フェアリーという比較的メジャーなタイプに耐性があるため、元から高い性能を持っているポケモンですが、XYシリーズにてメガシンカを獲得したことで、さらに強化されました。

メガフシギバナの最大の強みは特性「あついしぼう」にあります。この特性によって本来弱点である炎タイプと氷タイプの攻撃技のダメージが半減されるため、実質的な弱点はエスパーと飛行の2タイプだけとなります。
この弱点の少なさに加えて、メガシンカによって耐久の種族値も上昇するため、一撃で落とされてしまうことはまずありません。

また火力の種族値もメガシンカによって上昇するので、アタッカーとしての役割も期待できます。メガフシギバナは、メガガルーラやメガボーマンダなどと比べると爆発力があるポケモンではありませんが、耐久の高さと耐性の良さでは全メガシンカ中トップクラスなので、サイクル構築や受け系統の構築ではかなりの活躍が見込めるポケモンです。

最も使いやすいメガシンカ枠としてメガフシギバナを挙げる人も少なくないので、間違いなく強力なメガシンカポケモンと言えるでしょう

フシギバナ:たねポケモン

003

タイプ:くさ・どく
性格:ひかえめ
特性:ようりょくそ/あついしぼう(メガシンカ)
持ち物:フシギバナイト

フシギバナの種族値

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
80 82 83 100 100 80

メガフシギバナ

003mega

メガフシギバナの種族値

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
80 100 123 122 120 80
性格について

高耐久の特殊アタッカーとして運用したいので、ひかえめとします。耐久に性格補正をかけなくても一致弱点技以外であれば大抵1発は耐える耐久があるため、相手への負担を重視します。

持ち物について

持ち物はフシギバナイトを持たせます。メガフシギバナ型なので、これで確定です。

努力値について

振り分けは、H252 B4 C248 D4、主に耐久重視の特殊アタッカーとして運用したいのでHC振りとします。

HPを最大まで高め、Cは「めざめるパワーほのお」を採用する関係で個体値を31にすることができないので、248振り、余った8をBとDの耐久に振り分けます。

今回の技構成

タイプ 技名 威力 命中率
どく ヘドロばくだん 90 100
くさ ギガドレイン 75 100
エスパー めざめるパワー(ほのお) 60 100
くさ こうごうせい

ヘドロばくだん

タイプ一致のメインウェポン。威力が高く、範囲も比較的広い技なので、等倍以上を取ることができれば大きなダメージが期待できます。

「どく」の追加効果が発生する確率も高く、発生すれば本来倒せない相手を倒せることもあります。

ギガドレイン

こちらもタイプ一致のメインウェポン。高耐久と相性の良い回復の追加効果があるため、相手との打ち合いに強くなります。

スイクン、水ロトム、マンムーなどを削りつつ回復することができるので、是非欲しい技です。

めざめるパワー(ほのお)

メインウェポンが2つとも半減されてしまう鋼タイプに対する打点です。

ナットレイやハッサムなど炎が4倍弱点のポケモンに対しては、この技がなければ打つ手がない一方、あるだけで楽に倒すことができるので、持っておくと非常に便利です。

2倍弱点の相手に対しても削りを入れることができます。

こうごうせい

高耐久と相性が良い回復技。草技が半減される相手との対面など、「ギガドレイン」の回復量では十分にHPを回復できないような場面も多いので、この技も是非欲しいです。

しかし、PPが少ない点、天候によっては回復量が下がってしまう点には注意が必要です。

運用方法

優秀な耐性と高耐久を活かして有利な相手に繰り出していき、攻撃技で負担をかけていくというシンプルな立ち回りが強力です。メガフシギバナが有利を取ることができるメジャーな相手は、ボルトロス、スイクン、マンムー、ゲッコウガ、マリルリ、水ロトム、火ロトム、カバルドン、キノガッサ、ニンフィア、ライコウ、ローブシン、メガライボルト、メガチルタリスなど非常に数が多いです。

現環境ではこれらのポケモンのうちどれかが入れられているPTがほとんどなので、役割を持たせやすいです。しかし、これらのポケモンは氷タイプ・炎タイプの攻撃技を持っていることも多く、その場合にはメガシンカしておかなければ安定して役割を持たせることができません。

したがって、できるだけ早くメガシンカできるように意識して立ち回りたいです。有利な相手が多いメガフシギバナですが、採用率の高いメガガルーラ、ファイアロー、メガゲンガー、メガボーマンダなどに対して弱いという難点もあるので、それらのポケモンを対策出来るようにPT全体で相性補完をすることが必要になります。

メガフシギバナと相性が良いポケモンとして代表的なのは、バンギラスです。ファイアロー、メガゲンガー、メガボーマンダなどメガフシギバナが苦手なポケモンに強く、バンギラスが苦手なフェアリータイプや格闘タイプにはメガフシギバナが強いので、相性補完に優れています。

 - ポケモン育成論 ,