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【ORAS】メガジュペッタについての育成論

      2016/08/30

独特の容姿でコアなファンを得ながらも、微妙な種族値で使いどころが見つからなかったジュペッタ。第六世代でメガシンカを獲得したことにより、大幅にAが上昇し強特性『いたずらごころ』を手に入れましたが、それでも残念ながらメガマイナーの一匹に落ち着いてしまいました。

大きな理由は高いA種族値を安定して活かせる高火力一致技がないこと、メガシンカターンには特性『いたずらごころ』が適用されない仕様であることです。しかし、メガシンカ前から持っていた豊富な補助技、意外にも覚えるダストシュートなど、光る部分がないわけではありません。今回はメガジュペッタにしかできないことを見つけ、育成論にしていきたいと思います。

ジュペッタ:ぬいぐるみポケモン

タイプ:ゴースト
性格:なまいき
特性:ふみん/いたずらごころ(メガシンカ)
持ち物:ジュペッタナイト

ジュペッタの種族値

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
64 115 65 83 63 65

メガジュペッタ

メガジュペッタの種族値

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
64 165 75 93 83 75
性格について

確定数をずらして遂行先を増やしつつ、後攻攻撃できる相手を確保するためD↑S↓のなまいきで確定です。

持ち物について

メガシンカすることを前提にしているでジュペッタナイト固定です。

努力値について

H252 A- B60 C- D196 S-(最遅推奨)
HB:特化(146)アローハチマキブレバ超低乱1(84.2%~100%)
HD:C252(222)メガゲンガーシャドーボール確定2(84.2%-99.4%)
特化(222)ギルガルドシャドーボール確定2(84.2%-99.4%)
C252(182)眼鏡ラティオス流星群確定2(84.2%-98.8%)
A:H252(167-100)メガゲンガーをシャドクロで乱数1(87.4%~104.1%)急所率↑のため突破率は1/3を超えます
S:最遅で実数値72となり、大方の中速ポケには抜かれるようになります。

Aは、たとえBの努力値を移したとしてもH252メガゲンガーが確定にはならないため無振推奨です。明確な仮想敵がいる場合は考慮の価値があるでしょう。

Bは余りですが参考までに最大火力アローの計算を載せています。Dはうまいことハマっているのでほぼ確定でよいかと思われます。

Sは無振50族(マリルリやクチート)には先手を取ってしまうため、その2体には要注意です。

今回の技構成

タイプ 技名 威力 命中率
ゴースト シャドークロー 70 100
ゴースト みちづれ
ゴースト おにび
ノーマル まもる

シャドークロー

威力は低いが地味に急所ランク+1。火力に期待してはいけない。

みちづれ

遂行技。シャドークローと交互に使うことにより強引な1対1ないし1対2交換を仕掛けます。

まもる

他の紙耐久メガシンカポケほど読まれない気がします。とりあえず安全にメガシンカしなければ始まらないため確定。
積みエースはみちづれできるのでまもる読みの積みは恐くありません。

おにび

読まれますが物理には刺さります。型とのシナジーは今ひとつかもしれません。

運用

基本的には先発(もしくは死に出し)でメガシンカしておくことが重要となります。そうしないと、このポケモンの一番の持ち味である『先制みちづれ⇔後攻攻撃』ループが確立できないからです。逆にこれさえ満たせればほぼ間違いなく1対1交換が決められる上、相手の決断力次第ではシャドークローなどでじわじわ削っていくことができます

メガジュペッタ自体が相当のマイナーに属するため、そもそもこのコンボを知らない人が多いことも追い風です。また、一定数存在するバトンパに対し高い抑止力を持ち、一体で崩壊させられる可能性を持ちます。パーティ編成例としては耐久ポケ2(クレセやピクシーなどの詰ませ要員)、メガジュペ(ストッパー)、タイマン重視ポケ3(ガブやガルド等)が安定します。

色々書きましたが、メガシンカさえしてしまえば思考停止『みちづれ⇔攻撃』を繰り返すだけで役割が持てるということです。

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