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【ORAS】ライコウ(まもみがプレッシャー型)についての育成論

      2016/07/12

【ライコウ】

特性:プレッシャー
技構成:10まんボルト/めざめるパワー氷/みがわり/まもる
個体値:31-x-30-31-31-31
努力値:252-x-0-4-0-252
実数値:197-x-05-136-120-183

ライコウというポケモン

ライコウは種族値を見るとCとSが両方115と高いのが分かります。特にS115というのは、ポケモン使用率ランキングTOP12に食い込む強豪達の中の10体に勝っています。

そして、その中でライコウより速い、ファイアロー、ゲッコウガはライコウを1発で仕留める手段がなく、ファイアローに関しては一方的に有利な立ち回りができるため、環境トップのポケモン達に対して仕事をする場合が多いです。また、使用率ランキングTOP10のポケモンの中でメガシンカした際にライコウより速くなる、メガゲンガーとメガボーマンダも五分五分の対面といったところなので使い勝手は非常に良いです。

技構成としてはシーズン15においては、10まんボルトとめざめるパワー(恐らくほぼ氷)の採用率は85%を超えているため、この2つの技はライコウにとって不可欠な技といえるでしょう。性格は99%おくびょうで、持ち物はたべのこしとこだわりメガネが30%程度、光の粘土と命の珠が15%程度です。そのためライコウの持ち物を即座に判別するのが難しいことも、ライコウが強い要因の1つです。

性格

性格はA下降補正S上昇補正のおくびょうです。前述のとおりライコウはほぼ全てがおくびょうです。

特性

プレッシャーです。それ以外の特性はありません。

努力値

ライコウはCS252で作ることが基本とされていますが、今回はあえてHS252のライコウを紹介します。運用方法は後述します。

持ち物

みがわり、まもる搭載型のライコウはほぼ全てたべのこしを持ち物として採用します。理由は場持ちがいいからです。

技構成

10まんボルト(採用率87.5%)

ライコウのメインウェポンです。ライコウが10まんボルト以上の火力を出そうとすると命中不安の雷しかありません。ライコウは火力で押し切るタイプでもないので命中安定技の10まんボルトの採用が多くなります

めざめるパワー氷(採用率85.3%)

電気タイプ全般に言えることですが、電気タイプは技の範囲が狭いです。そのため、特殊電気タイプにはめざめるパワーが採用されることが多いです。なぜめざめるパワーのタイプが氷なのかは、まずタイプ一致で打てる電気技が通らない地面タイプに対しての打点になるからです。

ではなぜ草や水じゃだめなのか。それは草や水だとドラゴンタイプに対する打点が乏しいからです。レーティング環境には多くのドラゴンタイプがいます。とくに使用率ランキングTOP12に君臨するガブリアスとボーマンダに対して氷タイプは4倍で通るのでそこへの打点としての採用になります。

みがわり(採用率31.9%)

ライコウは得意不得意がハッキリしているので、勝てない敵には勝てません。そのため、ライコウを使用するこちらが出し負けたときに交換読み交換をしてきます。それを許さないという点でとりあえずみがわりを打ってみるというのは大切です。もし成功すればそれが勝ちに直結することもあります。また、場持ちがいいため、宿り木の種や毒毒などの変化技対策としても使えます。

まもる(採用率10%以下)

まもるを搭載しているライコウが10%以下ということはこの型のライコウを使っている人が10%以下ということになります。この型のライコウはいわゆる“ノイコウ”と呼ばれる型で、ライコウを突破するための相手の手段をプレッシャー+まもる+みがわりで封殺して、こちらが有利にゲームを展開することを目的としています。ちなみにノイコウとは、ノイローゼになるほど突破が難しいライコウ(スイクンで同じような型をノイクンともいう)という意味でつけられたそうです。

運用方法

このライコウは前述の通り相手のメインウェポンの技のPPを枯らすことに全力な構成です。例えば、ガブリアスと対面したとしましょう。相手がスカーフじゃないかぎりこちらが先制できますが、こちらのめざめるパワー氷では相手のガブリアスは落ちません。

これはおくびょうC252のライコウでも同じです。そして、返しの地震で確定1発です。従って、突っ張って来る可能性が高いです。普通のライコウならここは交換するか、めざめるパワー氷を打って、後続に処理してもらうかの2択になります。しかし、このライコウは、突っ張るという3つ目の選択肢ができます。

相手のガブリアスの地震に対してまもるとみがわりを繰り返しているとポイントマックスで地震のPPを増やしていたとしても8回しか打てません。相手は、途中で地震以外の技でライコウのみがわりを割りに来るはずです。それが恐らく逆鱗になります。この逆鱗を打って来たらチャンスです。相手は確実に次のターンも逆鱗を打ちますから、後続のフェアリータイプの起点にするか、ライコウには落ちてもらいましょう。

後出しからならピクシー等が起点にできます。死に出しからならクチートやクレッフィが起点にできます。ピクシーはそのまま積み技を積みましょう。積み技を積んだピクシーをガブリアスが処理するのは辛いため、相手にとってかなりの圧力になります。また、クチートやクレッフィは剣の舞不意打ちや威張るみがわりなどの起点にしていきましょう。

もし仮に逆鱗を打ってこなかったら、相手は地震のPPがなくなるので安心してクチートやクレッフィをだせます。今の仮想敵はガブリアスでしたが、耐久型のポケモンにはこの戦法でPPを枯らしたりTODに持ち込むこともできます。この耐久型に強いという性格は現環境において重要なことなので、使ったらその便利さに気づくと思います。また、電気タイプはパーティ単位で一番一貫性を作りやすいタイプなので、役割がなさそうなら10まんボルトを連打するだけで圧を加えることができます。

ダメージ計算

このライコウは役割遂行中はダメージを食らわないことが前提になるのですが、一応今回仮想敵としたガブリアスの一般的な技構成(逆鱗/地震/岩石封じ/剣の舞)と対面した場合にガブリアスが逆鱗ではなく岩石封じを打ってきた時を想定したダメージを記しておきます。

陽気A252ガブリアスの岩石封じ 22.3%~26.3%

みがわりは体力の4分の1を使うので25%食らわなければみがわりが残ります。相手のガブリアスが岩石封じを打ってきてみがわりが壊れなければ、そのガブリアスはもうライコウの餌食です。先制でめざめるパワー氷を2回打つことで難なく突破できます。

相性のいいポケモン

前述の通り、フェアリー系と相性がいいです。また、ライコウに一方的に有利なガルーラに対抗するために、物理受けが後ろにいると戦いやすいです。ちなみにこの二つを両方備えているのが天然ピクシーになります。

また、ライコウが呼びやすいポケモン(ガブリアス、ガルーラ、ナットレイ等)には物理耐久と攻撃を兼ね備えているローブシンなんかも相性がいいです。XY環境ではライコウとローブシンの並びが非常有名で“ライコウローブ”という構築を使うトレーナーがたくさんいました。この古き良き組み合わせを使うのもいいですね。

以上でたべのこしライコウ(ノイコウ)の考察を終わります。相手のポケモンをライコウで積ませる感覚は病みつきになること間違いなしです。

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