【ORAS】エテボース(テクニシャン)についての育成論
2016/03/22
第四世代で登場した特殊な進化条件を持つ「ノーマル」タイプのポケモンです。耐性は「かくとう」が抜群で「ゴースト」を無効にします。ノーマル単タイプなので、広い範囲に安定して繰り出していきます。種族値的にはASが高く反面、他は高いとは言えないので、高速アタッカーとして使っていきます。
持ち物は「いのちのたま」を持たせます。より火力を高めるアイテムを持たせたいので、「いのちのたま」「シルフのスカーフ」「ノーマルジェル」からの選択になります。「シルフのスカーフ」はノーマルタイプの技の威力を上げてくれますが、今回は他のタイプの技を搭載するので、今回は違うものを持たします。「ノーマルジュエル」はノーマルタイプの技の威力を大幅に一回だけあげます。
「ねこだまし+どろぼう」で相手のアイテムを奪うコンボを決める事が出来ますが、あまりメリットがないので選択肢から外れます。上記の2つが合わないので、今回はデメリットとしてダメージを受けますが、全ての技の威力を1.3倍にする「いのちのたま」を持たせます。
特性は「テクニシャン」を選択します。エテボースは他にも「スキルリンク」という優秀な特性を手に入れました。しかしスキルリンクを使用する場合、同速でかつほぼ同じA種族値、さらにエテボースが覚えない連続技を多く覚える「チラチーノ」が居るのでエテボース使用するメリットがありません。そのため、今回は「テクニシャン」を選択します。テクニシャン補正が入る「ねこだまし」は非常に強力で、また小技の威力も底上げしてくれるので、広い範囲を見る事が出来るようになります。火力を上げて上から殴るという戦い方を選択しているので、耐久の方は非常に頼りなくなっています。
「ねこだまし」と何か一撃で相手を倒せないと、逆に自分が返しで倒されてしま事が多くあります。そのため、対面した時に自分が有利なのか考えて、「とんぼがえり」で退くという選択をとれるよう使い慣れる必要があります。他にもスカーフ持ちのアタッカーや「はやてのつばさ」ファイアローと対面してしまうとなす術もなく倒されてしまうので注意してください。
超高速からの広範囲高火力アタッカー、エテボースを1度使ってみてはいかかでしょうか。
紹介するポケモンについて
名前 | エテボーズ | おながポケモン |
---|---|---|
タイプ | ノーマル | – |
性格 | ようき | 素早さ↑、特攻↓ |
特性 | テクニシャン | |
持ち物 | いのちのたま |
耐性 | ||||
---|---|---|---|---|
抜群 | かくとう | |||
無効 | ゴースト |
種族値 | |||||
---|---|---|---|---|---|
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
75 | 100 | 66 | 60 | 66 | 115 |
性格について
エテボースの強みは、素早さ115からの高火力。逆に言うと耐久は脆いので出来るだけ上から殴りたいので素早さが上がる「ようき」で確定です。
持ち物について
出来るだけ高火力を出していきたいので、持ち物は「いのちのたま」を持たせます。今回は「ノーマル」以外の技も搭載する型なので「いのちのたま」を持たせますが、「ねこだまし+とっておき」のロマン型などでは「シルフのスカーフ」を持たせても構わないです。
努力値について
努力値ですが、AS252、H4
高速アタッカーとしての役割を果たすため、最速にする為にS252振ります。そして同時に火力も保つためにAに252振ります。残りはHに振っておきます。
今回の技構成について
タイプ | 技名 | 威力 | 命中 | PP |
---|---|---|---|---|
ノーマル | ねこだまし | 40 | 100 | 15 |
ノーマル | ダブルアタック | 35 | 90 | 10 |
あく | どろぼう | 60 | 100 | 25 |
むし | とんぼがえり | 70 | 100 | 20 |
出た最初のターンしか成功しないですが、必ず先制でき、100%の確率で相手をひるませる攻撃技です。「テクニシャン+いのちのたま+タイプ一致」で実質、先制威力117でかつ相手を必ずひるませるという強力な技になります。実際の威力ですと、ガブリアス相手に36~42%程、メガガルーラ相手に34~40%程HPを削ることが出来ます。
ただしノーマルタイプの攻撃なので、ゴーストには無効にされてしまう点と、エテボースの「ねこだまし」は使用することは殆どの場合で読まれてしまいます。そのため、対面したポケモンによっては敢えて使用していかないという選択肢を選ぶ場合もあります。
1ターンに2回連続で攻撃する攻撃技です。ちなみにエイパムからエテボースに進化するためには「ダブルアタック」を覚えた状態でレベルアップという条件を満たすためにも使用する技になります。一見威力が低い様に感じますが、「テクニシャン+いのちのたま+タイプ一致」で実質101×2回という高火力な技になります。
また、連続攻撃という特性上「みがわり+たべのこし」等、永遠にHPを回復しながら居座るポケモンに強く出ていくことが出来ます。基本的には、1度「ねこだまし」をした後、半減や無効にされない相手に使用していきます。ただし連続攻撃なので、相手が「ゴツゴツメット」を持っていたり、特性が「さめはだ」「てつのとげ」の場合、1回の攻撃で2回接触+「いのちのたま」の反動ダメージで最大HPの7/20も減らされてしまうので注意してください。
相手が持っている道具を自分の物にする。自分がすでに道具を持っていると、相手の道具は奪えない。また自分の道具が「はたきおとす」で無効にされている場合は、奪うことが出来る。威力がテクニシャン込みで90になります。
基本的には「ノーマルタイプ」を無効にされてしまう「ゴーストタイプ」に抜群を取るために使用します。同じ「あくタイプ」の攻撃技に「はたきおとす」もあります。「はたきおとす」の方が素早さを生かして相手のアイテムを無効にするなど使い道があるように感じますが、
現在環境に多いゴーストタイプは「メガゲンガー」「ギルガルド」です。メガゲンガーはアイテムをもっていない状態と判断されるので、「はたきおとす」では1発で倒すことが出来ませんが、テクニシャンが乗った「どろぼう」だと1発で倒すことが出来ます。また「ギルガルド」はどちらをしようしても2発必要になってくるので、「どろぼう」を選択しました。今回はメタを優先しましたが、他のポケモンのアシストもしたいのであれば「はたきおとす」という選択肢もありだと思います。
攻撃後、手持ちのポケモンと入れ替える攻撃技です。基本的には対面時どうしても相性の悪い相手から逃げる時に使用します。Sが高いので、攻撃をエテボースは喰らわずに逃げることが出来ますが、代わりに交代先のポケモンに一撃入れられてしまうので選出には注意してください。
ダメージ参考
与ダメ
相手ポケモン⇒ねこだまし+ダブルアタック(ダメージ%)/ダブルアタック(ダメージ%)
相手に最大HPのうち何%のダメージを与えられるかを表記します。
ガブリアス | 97.1~116.8%/61.2~74.2% |
---|---|
メガガルーラ | 95.4~112.1%/61~71% |
ファイアロー | 149.9~171.7%/96.4~108.4% |
ボルトロス | 145.3~179.5%/92.1~111.6% |
メガバシャーモ | 133.3~158.6%/85~100.6% |
H振りマンム | 94.9~113.2%/60.4~71.8% |
メガボーマンダ | 80.4~96.2%/50.4~61% |
HB振りクレセリア | 53.1~64.3%/34.2~41.4% |
H振りウォッシュロトム | 103.1~123.3%/66.2~78.8% |
メガクチート | 56~68%/35.2~43.2% |
H振りメガフシギバナ | 75~91.9%/47.2~58.8% |
どろぼう
メガゲンガー | 1発 |
---|---|
ギルガルド | 2発 |
HB振りクレセリア | 3発(ねこだまし込み2発) |
とんぼがえり
バンギラス | 2発 |
---|---|
ギルガルド | 15発 |
メガフシギバナ | 4~5発 |
クレセリア | 4発 |
被ダメ
性格補正A振りメガガルーラ(すてみタックル) | 1発 |
---|---|
性格補正A振りファイアロー(ブレイブバード) | 2発 |
A振りガブリアス₍げきりん) | 1~2発 |
A振りメガボーマンダ₍すてみタックル) | 1発 |
性格補正A振りメガバシャーモ₍とびひざげり) | 1発 |
性格補正A振りメガクチート(じゃれつく) | 1発 |
性格補正A振り物理ギルガルド(せいなるつるぎ) | 1発 |
性格補正A振りマンムー(じしん) | 2発 |
C振りメガフシギバナ(ヘドロばくだん) | 2発 |
---|---|
C振りボルトロス(10万ボルト) | 2発 |
性格補正C振り特殊ギルガルド(ラスターカノン) | 2発 |
性格補正C振りメガゲンガー(ヘドロばくだん) | 1~2発 |
性格補正C148振りウォッシュロトム(ハイドロポンプ) | 2発 |
C4振りクレセリア(サイコキネシス) | 2~3発 |