【ORAS】バンギラス(こだわりスカーフ型)についての育成論
2016/10/15
今回はシングルバトルにおける「バンギラス」の育成論です。
【バンギラス】
タイプ:いわ・あく
性格:ようき
特性:すなおこし
持ち物:こだわりスカーフ
バンギラスといえばメガストーンを持たせ「りゅうのまい」で、すばやさとこうげきを上げ抜き性能に特化した型や受けループに代表されるHDラムのみorイバンのみでメガゲンガーを許さない型のバンギラスが多いイメージです。
そこで今回は相手の意表を突いたようきな性格のスカーフ持ちバンギラスの紹介です。ローブシン、マニューラ、ゲッコウガといったあく、かくとう、こおりの技を使えるポケモンはメガガルーラやメガゲンガーガブリアスボルトロスといったらいわゆる厨パの並びに強くバンギラスもその例に漏れません。では具体的な育成論を見ていきましょう。
性格について
バンギラスのすばやさ種族値は61とアタッカー型のポケモンとしては遅い方で、もし性格いじっぱりのこうげき特化にした場合「こだわりスカーフ」込みの数値で、すばやさがガブリアスと同じになってしまいます。
またメガ前ゲンガーの上とれず鬼火を入れられてしまうおくびょう最速化身ボルトロスのきあいだまで吹き飛ばされてしまうという点から性格は低いすばやさ種族値を補う為にようき一択です。
特性について
いわタイプのポケモンは天候が砂状態の時自身のとくぼうが1.5倍となります。とくぼうが上がれば特種ポケモン相手に強く立ち回れるようになるので「すなおこし」の採用です。
持ち物について
前述した通りスカーフを持たせてメガガルーラガブリアスゲンガーなどのポケモンを粉砕する為、また意表を突き相手のパーティーを崩壊に追い込む為に持ち物は「こだわりスカーフ」です。
努力値について
HP0-A252-B28-x-D0-S228
実数値HP175-A186-B134-x-D120-S121
アタッカー型なのでこうげきは努力値252の極振り、すばやさはこだわりスカーフ込で最速メガルカリオ抜き残りぼうぎょです。とくぼう面においては努力値は全く振っていませんがさすが600族、無振りでも相当な硬さです。
いくつも強力な技があるのでパーティーと相談して技構成が決めるのが良いと思います。以下候補技。
タイプ一致の威力100の強力な技です。化身ボルトロスやファイアローを吹き飛ばしましょう。なお命中率は8割なのでよく外れます。
メガゲンガーやブルンゲルの弱点をつける技で、20%の確率でぼうぎょランクダウンの追加効果を引けるのも魅力的です。
れいとうビームやめざめるパワーこおりが示すように氷技というのは使い所が非常に多い技です。ガブリアスや霊獣ランドロスカイリューメガボーマンダなどなどに強い打点が持てます。また追加効果で相手を10%の確率で氷状態にします、困った時はれいとうパンチで凍らせましょう。
ストーンエッジと同じ威力なのに命中率100%の安定した技です。ヒードランやメガクチートギルガルドに刺さります。
その他の技候補
ストーンエッジと比べて威力は低くなりますが命中率が上がります、また3割の怯みの効果はスカーフとの相性が良いです。
控えに逃げていくゲンガーを逃さず狩る為の技です。
威力120で格闘技でナットレイやメガガルーラ等のはがねノーマルに対しての強力な打点となります。使った後にこうげきとぼうぎょのランクが下がるのが痛いところです。またばかぢからはHPマックスの状態のメガガルーラは確定で耐えてくるのでグロウパンチの餌にならないよう注意した立ち回りが必要になってきます。
ばかぢからと比べると威力は劣りますが能力のランクダウンがない点ではばかぢからよりも優れています。
ナットレイやハッサムを焼肉にしてやる技です。
運用方法
メガゲンガー、ボルトロス、ファイアロー、ウルガモスには非常に強いポケモンです。(ストーンエッジを外して鬼火や気合玉が飛んできたら話は違ってきます)ガブリアスやガルーラにもそこそこ仕事ができます。
対面構築に積極的に出していくのがよいでしょう。苦手なポケモンですがキノガッサやローブシン、バシャーモ辺りのかくとうタイプには為す術もなく負けてしまうので、マッハパンチなんて持っていない、とびひざげりは外れると祈るか、きちんとした取り巻きでの対策が必要です。
対策するのならば格闘タイプに強い物理受けを入れるのが望ましいでしょう。具体例を上げるのならヤドランやクレセリアでしょうか。
また今回の育成論はようきASベースのこだわりスカーフ型ですがいじっぱりHAベースのこだわりハチマキ型のバンギラスも決定力と耐久力が上がり非常に強いです。既にこだわりスカーフを所持したポケモンがパーティーにいるという場合はハチマキ型を育成してみてはいかがでしょうか。