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【ORAS】メガサーナイト(ねばねばネット採用型)についての育成論

      2015/09/30

サーナイトは、BWまでエスパータイプでしたが第六世第のXYより新たにフェアリータイプが加わりました。

更にメガシンカの力も得て優秀な種族値配分と補助技で多くの勝ち筋を得ることが可能となりました。

しかしながら、メガシンカ後も変わらない防御耐久と中途半端な素早さが足を引っ張っており、今回はその問題点を解決しつつ、火力に重点を置いた構築を紹介していきたいと思います。

フェアリータイプによりドラゴンタイプに対して大きくアドバンテージを得ることができます。また、メガシンカすることにより元々高かった特攻が飛躍的に上がり、特性のフェアリースキンによる1.3倍の補正により、デメリットのない高火力技を打つことができるようになりました。

種族値とその技の豊富さでは様々な型が存在するサーナイトですが、今回はメガシンカによるハイパーボイスの一貫性と2種類の補助技を使用したコンボでメジャーなポケモンを倒すことができます。

最初に今回、紹介するサーナイトはねばねばネットによる補助が大前提での構築になります。よって、このサーナイトを出す前にねばねばネットを展開することが必要になります。

この素早さを補助することにより、素のサーナイトでは倒せない相手も突破できるようになります。特にドラゴンタイプに対して強さを発揮できるようになります。

素早さの主な調整目安は、メガシンカ後でメジャーな70族抜きが可能であり、そこにねばねばネットによる補正がかかると、130族抜きが可能で、メガシンカ前でも104族抜きが可能でメジャーな100族、さらにガブリアスを抜くことができるのがこの構築の大きなメリットです。

また、ねばねばネットによる補助によりHPにも大きく努力値を割くことができ、特殊耐久はもちろんのこと、物理耐久も底上げすることができます。具体的にはいのちのたまを持ち物にしたガブリアスのじしんも1度耐えることが可能です。

この素早さと耐久の2点を強化することによりメガサーナイトは大きく活躍することができます。今回は、そんなメガサーナイトの育成論を紹介していきましょう。

サーナイト:ほうようポケモン

サーナイト種族値

282a

タイプ:エスパー・フェアリー
性格:ひかえめ
特性:トレース/フェアリースキン(メガシンカ)
持ち物:サーナイトナイト
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
68 65 65 125 115 80

メガサーナイト種族値

282mega

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
68 65 65 165 135 100
性格について

火力を最大限にまで高める必要性があるので性格はひかえめがベストです。

この性格にする事で最速調整したヒードラン等に抜かれますが、その変はねばねばネットとのコンボでクリアできるのでそこまで心配する必要はないです。

持ち物について

持ち物はメガシンカを採用するのでサーナイトナイトに自動的になります。

努力値について

配分は、H150/A0/B4/C236/D0/S116とします。最初に説明しましたが、ねばねばネットにより、メガシンカ前でもメジャーな100族を抜くことができ、特にガブリアスを抜けることが大きいです。

メガシンカ後では130族を抜くことができます。ねばねばネットが展開できなかった場合でも、メガシンカ後の実数値135にメジャーな70族を抜けるので、キノガッサにも一方的に眠らされることはありません。

今回の技構成

タイプ 技名 威力 命中率
ノーマル ハイパーボイス 90 100
エスパー サイコショック 80 100
ゴースト みちずれ
ノーマル アンコール

ハイパーボイス

ハイパーボイス自体の火力は90ですが、特性のフェアリースキンによりノーマル技がフェアリー技に変化しさらに1.3倍の補正を受けタイプ一致による補正込みで175まで達します。

A165から繰り出される175の火力は大きく、スターミークラスの速攻アタッカーを確定1発、メジャーなウォッシュロトムも耐久無振りで高乱数1発という強さです。

また、音系の技なので身代わりを貫通してダメージを与えることができます、これによりレベル1戦法やエルフーンやレパルダス、無限グライ、ポイヒガッサ等にも役割を持つことができます。逆に音技なのでぼうおんには注意が必要です。

サイコショック

上記のフェアリー技と相性の良いエスパー技です。主にフェアリー技が、半減になってしまう毒タイプに打つ技になっています。

また、サイコショックは物理技計算なので、特殊受けの役割破壊をすることができます。特にラッキー、ハピナスを見ることができるのは優秀です。

みちずれ

HPも限界まで来てたり、どうあがいても倒せない相手に使うとっておきの技!

ゲンガーやジュペッタ等よりは読まれにくく、ねばねばネットにより素早さも補填して先制を取れることにより成功率は高くなります。

アンコール

ドラゴン技や補助技をしてきた相手に対して打つ技でねばねばネットにより先制が取れることで大きく効力を発揮できる技です。

また、りゅうのまい等で素早さを上げてきたりトリックルームで先制が取れない場合、みちづれとアンコールを組み合わせることにより、素早さが低い場合でも初手でみちづれをし、次に相手がみちづれ警戒の補助技を繰り出すのを読んでアンコールで縛ることができます。

これによりパルシェンやウルガモス、ギャラドス等の積みアタッカーを機能停止にすることができます。このコンボにより負け筋が濃い状況から一気に逆転することも珍しくありません。

基本的な使用方法

基本的にはデンチュラ等のねばねばネットを展開できるポケモンの後続に控えさせておきます。

ねばねばネットを展開したあとに対面のポケモンの素早さを下げたい時はでんじはで下げておきましょう。ねばねばネットを展開終えた後に、死に出しもしくはドラゴン技読みでサーナイトを出しましょう。

基本的には出してすぐにメガシンカしてしまいましょう。フェアリースキンにより半減されても大きく負担はかけられるのでハイパーボイスを選択しましょう。

ある程度メガ後に暴れたら、みちずれでもう1匹落としてしまいましょう。またはアンコールとみちづれによって行動を縛り、相手を撹乱させてしまうのもありです。

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