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【ORAS】ギルガルド(ローテ-ションスイッチトリパ型)についての育成論

      2016/05/25

【ギルガルド】


種族値:盾 H60-A50-B150-C50-D150-S60(520)


    剣 H60-A150-B50-C150-D50-S60(520)

第六世代で登場してから、その鬼のような対面性能で一気にトップクラスの採用率を獲得した恐ろしいポケモンです。相手より後に行動するという、非常に緩い特定条件下であのアルセウスをも越える合計種族値を持ち、最遅ギルガルド抜かれ調整という概念まで生成するなど、環境に与えた影響は計り知れません。

専用技のキングシールドは使用ターンに接触技を使った相手のこうげきを2段階ダウンさせる「まもる」の完全上位互換技で、この技の存在から相手の物理アタッカーを強く縛る働きも持ち合わせています。

攻めに関してはこうげき、とくこう両方が非常に高く、低めの技威力を加味しても高い突破力を有しています。現在はおおよそ8割ほどが特殊型、残り2割が物理型で落ち着いているようです。今回はローテのスイッチトリパという、一見ミスマッチのようにも思えるパーティでの運用を考えてみましょう。

スイッチトリパって?


中速域のポケモンに無振や下方修正を施し、相手が中速以上で固めている場合にトリルで先手を取っていくパーティです。相手がトリルを使ってくるようなパーティの場合は基本的にトリル返しで対処します。

あまり知られていない上、知っていても通常のパーティと判別がつきにくいため、選出の段階で判断ミスを誘い優位に立てます。このギルガルドというポケモンは元々先制される方が有利に立ち回れることが多く、スイッチトリパに組み込むことで一般的な対策が通じにくい、さらにトリッキーな存在となります。

性格・特性


特性は固有の「バトルスイッチ」しかありませんので確定です。地味に「なりきり」できない珍しい特性です。性格ですが、今回の運用に関してはガルド対策ポケを返り討ちにすることが役割のため、「れいせい」で考えていきます。

ギルガルドを見た場合出てきやすいポケモンは最遅ガルド抜かれ調整のローブシン、マリルリに加え、ガルドを盾状態でも上から処理できる鉢巻ガブ、霊獣ランド、バシャ、メガリザY、ウルガモスなどですが、トリル下では行動順が反転します。

前者のガルド抜かれ調整は敢えて後攻となることで一発耐えて剣モードになった紙耐久のガルドを落とすことが役割ですが、先手を取ってしまうことで確定数が大きくずれ込みます。

後者の超火力は耐久に不安があったり4倍弱点があったりして、先制されると案外脆いパターンがほとんどです。詳しくはダメージ計算を参照してみてください。

個体値・努力値


個体値:H31、A30、B30、C31、D31、S1
今回はめざ氷を使うためABは偶数、Sは奇数です。

努力値:H252、A0、B0、C188、D0、S0
Cを仮想的確1ラインまで振り、残りを物理耐久に回しました。

[物理]盾時
特化(112)マリルリはたき + アクジェ2回中乱(55%~65.8% + 17.9%~21.5% + 17.9%~21.5%)
キングシールド持ちの場合1回でも入れば確耐え
上補A156(198)チョッキブシンはたき確3(49.1%~58.6% + 33.5%~39.5%)
キングシールド持ちの場合2回目までに入れば確4

[特殊]盾時
無振(130)珠バシャオバヒ低乱1(88.6%~104.1%)


持ち物候補


オススメ:じゃくてんほけん
その他候補:ぼうじんゴーグル、ふうせん

抜き性能などを考えるとやはり安定の弱点保険です。粉による機能停止を避けバナに強くなるゴーグル、じしん無効で隙を減らすふうせんは競争率の低さから候補に挙げています。

ローテでは先頭以外に出すと風船を持っていても相手にバレないのがグッドです。風船を持っていなくても後ろに配置することでしばらくは相手の地震を躊躇わせることができます。

技構成


確定技:シャドーボール、いわなだれ、めざめるパワー氷

一貫性のあるシャドボは霊対策が薄いパーティへの打点として確定。また、遂行技のなだれ、めざ氷は確定とします。選出の段階で激しく呼ぶガブ、霊獣ランド、メガリザY、ガモス、メガゲンはトリル下でほぼ返り討ちにできます。

選択技:キングシールド、みちづれ、ラスターカノン、せいなるつるぎ、どくどく

ガルドがいるというだけで警戒させられるため実際は持っていなくても効果の高いキングシールドですが、やはり持っていたらそれはそれで有用です。追加効果の攻撃2段階ダウンにより敵接触物理AT(特にブシン)を一回の択ミスで機能停止に追い込みます。

みちづれは一匹処理した後、打ち負けそうな相手を強引に持っていけるほか、読み違えて積まれた際にも真価を発揮します。特にトリルが切れるか切れないかのタイミングで相手に難しい択を押しつけることができます。

ラスターカノンはシャドボの通りにくいノーマル、あくやフェアリーを強く意識する場合は採用してもいいですが、いずれも抜群を取れる複合が少なく有用性は低めです。せいなるつるぎはガルやバンギへの負担を意識するなら。

Aは下降補正かつ無振のため過度の期待はしないでください。どくどくは指数の不足を意識して受けにきた耐久ポケに刺さりますが、他ポケでもできるためローテでは敢えてガルドでやる必要性は薄いです。

シャドーボール
H252(167-115)メガゲンガー確1(100.5%~119.7%)
H228D20(204-103)マリルリ中乱2(45.5%~54.4%)オボン込み確定3
H212D84(207-96)チョッキブシン超高乱3(32.3%~39.1%)

いわなだれ
H252(185-98)メガリザY確1(112.4%~134%)
H244(191-85)ウルガモス確1(125.6%~148.6%)

めざめるパワー氷
D4(183-106)ガブ確1(100.5%~120.2%)
H212D4(191-101)霊獣ランド確1(100.5%~119.3%)

多くのガルドメタに強く出られますが、バシャーモには撃ち負けてしまうため別途対策が必要となります。また、ガルド抜かれ調整をしていない無振マリルリを強く意識する場合、S個体値を13に調整し下降補正なしの無振にすることで実数値71となり、トリル下で最も動きやすくなります。その場合はABDのいずれかを犠牲にする必要があります。

相方候補


◎サザンドラ


言わずと知れたサザンガルド。2匹で補完し合うことでほぼ全ての攻撃わざに耐性を持つことのできる、非常に殴りにくい組み合わせです。

◎ゲッコウガ


ガルドの耐性は非常に優秀で誘う技が読みやすいため、ゲッコウガの変幻自在をことさ有効活用できます。A252ゲッコウガのみずしゅりけんはH4バシャを襷の上からでもきっちり確4の上、レベル1勢にも刺さるためわりと窮地を救ってくれます。

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