【ORAS】メガピジョットについての育成論
2015/10/17
ORAS世第以前は見向きもされなかったピジョットですが、ORSAになってからS種族値が上がりメガシンカの力までもを得ました。
メガシンカする事でCが大幅に上昇しタイプ一致のぼうふうを特性のノーガードによりリスクなしで連発することができます。
メガシンカ後の高い素早さからのタイプ一致のぼうふうによる相手に対しての負担は大きく、追加効果の3割混乱も相まって、ほとんどのポケモンに対して一貫性があります。
しかしながら、メガシンカ前のS101という微妙な種族値とタイプ一致技以外の火力の乏しさ、中途半端な耐久と問題は多いです。
メガピジョットを運用するうえで一番重要なのが仮想的を定めることとそれに対する努力値配分です。
例えばS種族値が120以下のポケモンでメガピジョットを一撃で落とせないポケモンを相手として場合、具体例を出すならガブリアスがそれにあたります。
ガブリアスS102に対してこちらはS101、初手の技の出し合いでは負けていますが2手目ではメガシンカ後のS121になっているのでぼうふう2連打でガブリアスを突破することが可能です。このように幅広いポケモンに対して一貫性のある技で負担をかけていくのが今回のメガピジョットの役割です。
今回はその問題点に妥協点を付けて順番に対処していき隙の少ないメインアタッカーとしての運用方法を紹介できればと思います。
ピジョット:とりポケモン
性格:おくびょう
特性:するどいめ/ノーガード(メガシンカ)
持ち物:ピジョットナイト
ピジョットの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
83 | 80 | 75 | 70 | 70 | 101 |
メガピジョット
メガピジョットの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
83 | 80 | 80 | 135 | 80 | 121 |
メガシンカを果たすことで素早さが大きく上がりますが、それだけでは抜けないポケモンも多々いるので性格補正をかけて素早さの値をアップさせます。
よって性格は、おくびょうな性格が安定しています。メイン技がほとんど特攻なので攻撃の伸びづらさは気にしなくて大丈夫です。
持ち物はピジョットナイトで確定しているので特に記述することはありませんが、メガシンカのターンは素早さが低いのでよく考えてから行動することが大事です。
必要な努力値振りは最速であることが必要なのでSに252振り、これは最速にすることで100族を抜くことができるからです。
ストーンエッジ、れいとうビーム等のタイプ一致技をを耐えることなので、Hに132振りと多めに振っています。
火力も上げる必要性があるのでCに120振りして、残りはBに4振りしています。
今回の技構成
タイプ | 技名 | 威力 | 命中率 |
---|---|---|---|
ひこう | ぼうふう | 110 | 70 |
ほのお | ねっぷう | 95 | 90 |
ノーマル | めざめるパワー | 80 | 100 |
むし | とんぼがえり | 70 | 100 |
ぼうふう
メガピジョットの大事な主力技です。追加効果の3割混乱も相まって打ち続けるだけで大きなアドバンテージを得られ勝ち筋を常に持つことができるのも強みです。
C120という少なめに努力値を割いていますが、H4ガブリアスに対して確定2発で倒すことが可能です。初手タイマンで有利な場合は交換先に混乱が入ることも考えてぼうふうを選択しましょう。
ねっぷう
ぼうふうでは半減されてしまう鋼タイプに打つ技です。サブウェポンとしてまぁまぁの火力があり、弱点をつければ大きなダメージが期待できます。
また命中率が90ですがメガピジョットの特性ノーガードのため確定で当てることができ安心して打つことができます。
めざめるパワー(地)
ぼうふう及びねっぷうで対処できないポケモンに対して打つ技です。
他にも電気タイプや岩タイプ等有効打を持つことが可能です。ヒードランに対しても有効であり確定2発です。
とんぼがえり
交換ついでにダメージを与える技ですが、今回はダメージには期待しておりません。
初手で出す都合上苦手な相手と出くわした時にメガ進化しつつ交換するということが可能なのでとんぼがえりを選択しました。
これにより後から出たときにメガシンカできているのでS121という武器を有効に使うことができます。
またヒードラン等の風船やきあいのタスキ対策にも効果的と言えます。
注意点
素早さを抜かれると動きにくくなります。特にメガシンカ後のS121に勝っているゲッコウガには注意が必要です。タイプ一致のれいとうビームは耐えることができません。
またSの高い電気タイプ、サンダースやメガライボルト等には手も足も出ません、素直に引きましょう。耐久ポケモンに対しても突破できない場合、引いたほうがいいでしょう。
火力が中途半端な都合上耐久ポケモンには簡単に回復されてしまいます。様子見でぼうふうを打ち混乱を誘って交換したほうが良いでしょう。
仮想敵を作って構築している分中途半端になり素早さ・火力・耐久のいずれかが著しく高い場合突破が困難になります。
負け筋をつくらずベストなタイミングでぼうふう連打し巻き返せるようにすることが大事です。