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【ORAS】ポリゴン2(しんかのきせき型)についての育成論

      2016/05/29

まさに要塞、物理受けポリゴン2育成論

《防御特化型》
 性格:ずぶとい。
 特性:トレース。
 努力値配分:HP244、防御252、素早さ14。
 技:れいとうビーム、イカサマ、どくどく、じこさいせい。
 持ち物:しんかのきせき。
 役割:物理受け。

《概要》

ポリゴン2は初代シリーズから登場しているポリゴンが進化したノーマル単タイプのポケモンです。最終進化ポケモンでないこともあり、種族値はそれほど高くありません。最も高いものが特攻の105で、残りはHP85、攻撃80、防御90、特防95、素早さ60と平均的な数値が並びます。種族値で判断するならば、とても一線級のポケモンとは言えません。

特性はトレース、ダウンロード、アナライズ、となかなか面白いものが三種類ありますが、ここでは相手と同じ特性になるというトレースを採用します。使用できる技に関しては物理攻撃よりも特殊攻撃技を多く使用できます。また、補助技も豊富とまではいかないものの、でんじはやどくどくなど有用なものが使用できます。

《技》

れいとうビーム

威力90のこおり技です。使用率が高めのガブリアスやボーマンダ、カイリューなどの強力なドラゴンポケモンを主な仮想敵としていますが、ひこうやくさタイプにも刺さります。

イカサマ

威力95のあくタイプ技です。相手の攻撃でダメージを計算するという異色の技です。このポリゴン2は物理受けであるため、物理アタッカーに対して役割を持っています。相手が物理アタッカーであるということは当然攻撃の高いポケモンだということになり、自然とこの技が活きてきます。

どくどく

高い耐久力を活かした持久戦で光る技です。長期戦になればなるほど相手に与えるダメージが増え、こちらが有利になります。相手の交代を読んで使うことができればより有利に戦闘が進みます。

じこさいせい

耐久型の育成論にとってなくてはならない回復技です。必須技であり、採用しない理由がありません。

《性格》

物理受けのため防御が上がり、最も不要な攻撃が下がるずぶといを採用します。

《持ち物》

しんかのきせきを持たせます。この育成論はこのアイテムありきの育成論と言っても過言ではありません。最終進化ポケモンではないポケモンに持たせると防御と特防が1.5倍になるというアイテムで、この効果により、圧倒的な耐久力が実現します

《特性》

相手と同じ特性になるというトレースを採用します。この特性に頼ることはありませんが、メガガルーラのおやこあいやカイリューのマルチスケイル、あるいは同タイプの技を無効にできるもらいびやちょすいなどをトレースすることができればポリゴン2が一気に強化されます。

《努力値配分》

HP244:耐久型育成論でありながら調整している理由は極振りすると定数ダメージが最大になってしまうからです。

防御252:ここは極振り必須です。物理受けである以上、防御は最大まで高めておくべきです。

素早さ14:あまりは素早さに振ります。調整ではありませんが、これで一応無振りバンギラスを抜くことができます。

《ダメージ》

被ダメージに関してはしんかのきせきを持った状態で主に物理面での目安を挙げます。攻撃特化ガブリアスのげきりんで30.2~36.4%、攻撃特化メガガルーラのおやこあい込みすてみタックルで43.6~51.9%となります。メガガルーラでようやく乱数2発ですから、等倍であればポケモン界トップクラスの特化攻撃でも一撃で倒されることはほぼありません

仮に弱点を突かれても攻撃特化メガバシャーモのとびひざげりで76~90.6%のダメージ、とこれでも一撃では倒されません。特殊耐久面も晴れ状態の特攻特化メガリザードンYのオーバーヒートを61.4~72.3%のダメージに抑えられるほどに高いです。

与ダメージに関してはまり重要ではありませんが、目安としてれいとうビームでは無振りガブリアスに89.6~107.1%のダメージです。イカサマは相手の攻撃次第なので割愛します。

《運用方法》

物理受けとして物理アタッカーに対して繰り出していきます。その際、特別にするべきことはありません。長く居座り続けることが仕事です。基本的には攻撃しながらじこさいせいで回復し、隙を見てどくどくを入れ、あとは攻撃と回復の繰り返し、といった具合です。仮に耐久型同士で対面することになってもどくどくを上手く入れることができれば勝ち筋があります。

また、しんかのきせきを持ち、HPに努力値を振っていることから特殊耐久もそこそこ高いので、ある程度の特殊技なら受けることもできます。

運用の注意点ははたきおとすしんかのきせきを失うことや積み技からの超高火力、こだわり系のアイテムによって回復が間に合わなくなることなどです。しんかのきせきを持ったポリゴン2はさながら要塞の如き堅牢さを誇ります。受けはポリゴン2に任せておけばいいという安心感さえ生まれ、手放せないポケモンとなるでしょう。

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