【ORAS】カバルドン(物理受け型)についての育成論
2016/10/02
カバルドンと言えば第4世代であるDPシリーズで登場したじめんタイプのポケモンです。
現在の第六世代のシングルレート環境にはおいてはメガガルーラをはじめとしガブリアスやメガバシャーモ、カイリュー、メガリザードンX、メガルカリオをといった高火力の物理特化ポケモンが多く存在しゴツゴツメットことゴツメ持ちのポケモンがパーティーに必要とされている時代と言えます。
そんなゴツメ持ちポケモンに代表されるクレセリアと比べてカバルドンは耐久力は若干劣ってしまうが地面タイプという優れたタイプは電気の一貫を切ります。
攻撃種族値112から繰り出されるタイプ一致のじしんはギルガルドやヒードランメガクチートといったクレセリアではカバーすることのできない範囲を対策することができ、がんせきふうじや、あくび、ほえるは起点を作らせない強さがあります。
【カバルドン】
タイプ:じめん
性格:わんぱく
特性:すなおこし
持ち物:ゴツゴツメット
種族値
HP:108
攻撃:112
防御:118
特攻:68
特坊:72
素早さ:47
性格について
物理受けによる防御重視を考えた育成論なのでわんぱくにしています。
持ち物について
第六世代の王メガガルーラ対策用のポケモンなのでゴツゴツメットです。但し弱点であるれいとうビームを打たれないように注意しましょう。
努力値について
物理受けなのでHPと防御に努力値252、残り4を攻撃に振るのが望ましいのですが、このカバルドンというポケモンの素早さが非常に微妙で47という数値でありメガクチートやマリルリといった50族よりも少し下に位置しています。なのでBを削って素早さ4振りクチート抜きの実数値72になる様に素早さに努力値を36振るのもありです。この変は好みの領域と言えます。
技構成
上記のも書いた通りクレセリアでは対策することのできないメガクチート・ヒードラン・ギルガルドに対しての処理には必要不可欠であり、カバルドンが最高打点で打てるわざなのでこのわざは必須。
HP再生わざがない場合サイクル戦でどうしても過労死してしまうことが多くなってしまうので、物理受けとしてパーティーに入れるのであれば再生わざは覚えさせた方がいいです。
ちょうのまいをしてくるウルガモスや、けんのまいをしてくるファイアロー、りゅうのまいをしてくるリザードンXなどに対して有効なわざです。
カバルドンは素早さが遅いので怯みを狙える機会は少ないですが、がんせきふうじと比べて威力が高く素早さ特種特化のウルガモスに刺さります。
ガブリアス・カイリュー・メガボーマンダ・れいじゅうランドロス辺りの氷弱点のポケモン達の処理が楽になります。特にけんのまいを積んでくるガブリアスや、みがわりをしてくるボーマンダには欲しいわざです。
サイクル戦における安定択となり、起点を作らせない非常に強いわざです。
ポリゴン2やクレセリアといった耐久型のポケモンに強力なわざです。またじしんを打つ化か、いわ技を打つかで迷った時の安定択にもなります。
こちらも起点になるのを防ぐわざで、どちらも効果は同じなのです。ほえるでもありですがそちらの場合、特性のぼうおんのポケモンに対して効果がないので遺伝の手間がかかりますが、できるのならふきとばしの方が望ましいです。
このわざは起点作りのカバルドンに多く採用され物理受けカバルドンではあまり見かけませんが、交換を何度も繰り返すサイクル戦にはおいては入れたくなるわざです。ファイアローやウルガモスリザードンは交換戦を繰り返しているだけで瀕死状態になります。
ダメージ計算
被ダメージ | |
A特化メガクチートじゃれつく | ダメージ:93~111 割合:43.3%~51.6% 確定数:乱2 (22.21%) |
A特化メガガルーラすてみタックル | ダメージ:106~126 割合:49.3%~58.6% 確定数:乱2 (99.02%) |
いじっぱA252ガブリアスげきりん | ダメージ:73~87 割合:34.0%~40.5% 確定数:確3 |
与ダメージ | |
じしん→H252振りヒードラン | ダメージ:240~288割合:121.2%~145.5% 確定数:確1 |
じしん→HP252振りメガクチート | ダメージ:68~84 割合:43.3%~53.5% 確定数:乱2 (33.70%) ※A一段階下降 |
じしん→HP4振りメガガルーラ | ダメージ:63~75割合:34.8%~41.4% 確定数:確3 |
運用方法
主な役割対象はメガガルーラ・メガバシャーモ・メガクチート・メガルカリオ・ガブリアス・カイリュー・れいじゅうランドロスなどの高火力物理ポケモンやヒードランやギルガルドの特種鋼タイプのポケモンなってきます。
メガガルーラ+バシャーモor龍のような並びには積極的に選出していきたいです。またマンムーやキノガッサといったある程度クレセリアで対策できるポケモンがカバルドンでは対策できません。
加えてクレセリアと違い火力があり鋼に役割が持てるという強さの反面特種耐久が頼りないという面も持ち合わせています。
なのでジャローダやウォッシュロトム、ヒートロトムといったポケモンにはわざ範囲によってはほぼ何も出来ないこともあるのでそこ点は要注意。取り巻きのポケモンでカバーしましょう。