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【ORAS】マンムー(ローテーション・スイッチトリパ型)についての育成論

   

【マンムー】

種族値:H110-A130-B80-C70-D60-S80(530)

高いA種族値とH種族値、『じめん/こおり』の独特な範囲に特性あついしぼうを持ち、レートでも中堅として一定の使用率を保ってきたイブシ銀なポケモンです。第六世代に入って個体数を大きく減らしましたが、最大火力の氷先制技に役割破壊技も覚え、見た目に反して器用な立ち回りが期待できるためまだまだ活躍の場はあります。

特に環境を席巻するボルトロスに強い点が評価できます。今回はローテ―ションのスイッチトリパにおけるマンムーを考察していきましょう。

スイッチトリパって?

トリルを打つか否かを相手の構築によって判断するパーティです。中速・高速メインで固められた普通のパーティにはトリルを打ち、鈍足で固められたパーティには打たず、アドバンテージを確保します。

ちょうはつが決まらず相手のトリパにトリルを打たれた場合は、こちらもトリルを打ち返すか、鉄球持ちで裏をかくなどして応戦します。マンムーはS種族値80に加え、先制技で無効タイプのない一致こおりのつぶてを持ち、スイッチトリパに高い適正を持ちます。

性格・特性

特性は受けられる範囲の広がる「あついしぼう」が最適です。ゆきがくれは試行回数の問題で除外、どんかんは補助技を使わないため除外とします。性格はトリル下で抜けるポケモンを多くするため、A↑S↓の『ゆうかん』一択です。

個体値・努力値

個体値:H31、A31、B31、C-、D31、S0

スイッチトリルには相手が高速パや追い風パのときのみトリルを使う型もあるようですが、今回は積極的にトリルを打つことを想定し最遅調整です。特殊技は使わないためCは不問、その他は最高数値で固定です。

努力値:H124、A192、B100、C0、D92、S0

Hは実数値201となり地球投げ4耐えになるためこの数値です。
Bはメガマンダのスキンタックル確定耐え、Dはチョッキ、脂肪込みでメガリザYのオバヒ耐え調整となります。

[物理]
A252(216)メガマンダすてみタックル確2(76.1%~90%)
A252(182)鉢巻ガブげきりん確2(81.3%~96.9%)
特化(204)鉢巻カイリューしんそく確3(40.8%~48.3%)

[特殊]※チョッキ着用時
C252(211)メガリザYオバヒ確2(83.5%~99.5%)
特化(172)ダウンロードポリ2トラアタ確3(41.7%~49.7%)
C252(177)珠ボルト確2(75.1%~89.1%)

持ち物候補

オススメ:とつげきチョッキ
その他候補:いのちのたま、ゴツゴツメット、オボンのみ

確定数をずらし、じわれの試行回数を増やせるチョッキが最有力です。珠とゴツメを持ったマンムーも個体数は多いですが、大幅な努力値調整が必要となり別ポケのような扱いになるため今回はチョッキを前提に考察していきます。

技構成

確定技:じしん、こおりのつぶて、じわれ

じしんは威力、命中、範囲、さらにPPまで優秀な一致技で外す理由がありません。高火力先制技で多くのひこうやドラゴンを縛れる上、削れた敵パーティを掃討できるこおりのつぶても確定です。

ローテでも生息数の多い接地型の物理受けサイクルを崩壊させられるのがマンムーの個性のひとつのため、今回はじわれも固定とします。

選択技:つららおとし、つららばり

ローテ特有の考え方ですが、複数のポケモンが行動できるためマンムー自身が広い範囲を確保する必要はありません。そのため、選択技も氷で固めます。

珠持ちならH252マルスケカイリューを貫通する超火力のつららおとしか、Lv1勢を自然と対策でき、みがわりも割れるつららばりか。どちらかお好きな方を選んでください。

今回は特にチョッキ前提の考察で火力を盛っているわけではないため、下手をしたら詰みかねない状況を打破できる後者が圧倒的にオススメです。

じしん

H252(167)ギルガルド盾確2(76.6%~91%)
H252(167)ギルガルド剣確1(184.4%~219.1%)

こおりのつぶて

B4(116)ガブリアス確2(80.8%~98.3%)
H4(165)霊獣ランド乱1(96.9%~116.3%)

じわれ 試行回数ごとのヒット率

1回=30%
2回=51%
3回=66%
4回=76%
5回=84%
6回=89%
7回=92%
8回=95%

相方候補

◎クレセリア
トリル始動の最安定ポケ。高い耐久と再生技でちょうはつのないアローを受けられるためシナジーがよい。

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