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【ORAS】フワライド(バトンタッチ型)についての育成論

      2016/06/05

今回はシングルバトルにおける「フワライド」の育成論です。

フワライド


タイプ:ゴースト/ひこう
種族値:H150 A80 B44 C90 D54 S80
特性:ゆうばく、かるわざ、ねつぼうそう

概要


フワライドはダイヤモンド・パールから登場したポケモンです。「ゴースト・ひこう」という最終進化形では唯一のタイプで、ノーマル・かくとう・じめんの3タイプを無効にできるという優秀な耐性を持っています。

種族値は、HPが非常に高いもののBとDは低く、A・C・Sが平均的な数値となっています。耐久については、HPの高さがBDの低さを補っているため、実際には平均的な耐久を持っていると考えていいでしょう。

火力も平均的ですが、高火力の攻撃技は覚えないので、サポート型としての運用がメジャーとなっています。フワライドにおいて強力な型は「ちいさくなるバトンタッチ型」です。

「ちいさくなる」は回避率を2段階上げるという凶悪な技であり、これを「バトンタッチ」で味方のアタッカーポケモンに引き継ぐことができるため、成功すれば相手を一掃することができます。これはフワライドとドーブルしかできないコンボであり、ドーブルよりもフワライドの方が種族値が高いため、安定して運用することができます。

持ち物


オボンのみ:HPが半分以下になったとき、HPの1/4を回復する

HPが高く、できるだけ場に居座って行動したいフワライドにとって相性の良い持ち物。後述の特性「かるわざ」との相性も優れています。

特性


かるわざ:持っている道具がなくなるとSが2段階上がる

ちいさくなるバトンの成功率アップに繋がる優秀な特性。この型で持たせる「オボンのみ」は発動することでなくなるため、容易にSを上げることができます。

この型のフワライドはバトンタッチを成功できるかどうかに全てが掛かっておりなるべく被弾したくないため、Sを上げて被弾する確率を減らせるこの特性は非常に優秀と言えます。

性格


ずぶとい:Bが上がりやすくなり、Aが下がりやすくなる

「ちいさくなる」をできるだけ積みたいため、耐久を確保できる性格「ずぶとい」とします。Sが欲しい場面もありますが、特性「かるわざ」が発動すれば上がるため、S補正をかける必要性は低いです。

技構成


ちいさくなる
タイプ:ノーマル
効果:回避率を2段階上げる。

回避率を2段階上げるという凶悪な技で、三回積めば回避率が最大となります。シングルバトルにおいては1ターンの重要性が高いため、一度でも攻撃を回避することで一気に有利になるという場面も多く、そのような状況を強引に作り出すことのできるこの技は非常に強力です。

命中100%の技も、この技を一回積めば60%、二回積めば43%、三回積めば33%となります。三回積んだ状態では命中100%の技すら一撃必殺技ほどの命中率に低下するため、対策をしていない相手にはほとんど突破されることがなくなります。

バトンタッチ
タイプ:ノーマル
効果:控えのポケモンと入れ替わり、能力変化を引き継ぐ。

今回の型のコンセプトとなる技。「ちいさくなる」とのコンボが非常に強力です。上昇した回避率を後続のアタッカーポケモンに引き継ぐことで、無双状態を作りだすことができます。ただし特性「かるわざ」で上昇したSは引き継げないので注意が必要です。

みがわり
タイプ:ノーマル
効果:HPの1/4を使って「みがわり」を作る。

「ちいさくなる」を積む間に被弾してしまうリスクを軽減する技。「みがわり」を残した状態で相手からの攻撃を回避した場合、容易に全積みまで持っていくことができるので、バトンの成功率が飛躍的に上がります。

「みがわり」を残した状態でバトンできれば、バトン先のポケモンがダメージを受けずに済むという点も優秀です。

マジックコート
タイプ:エスパー
効果:使用したターンに受けた変化技を跳ね返す。

フワライドが機能停止してしまう「ちょうはつ」「ほえる」などの変化技を跳ね返すことができる優秀な技。相手が攻撃するか変化技を使うかどうかの読み合いにはなってしまいますが、うまく決まれば一気にバトンを繋ぐことが可能になります。

努力値について


努力値配分:B252 D252 S4
実数値:H225 A* B105 C* D106 S101

解説


フワライドは、HPが高くBDが低いという極端な種族値をしていて、HPに振るよりもBDに振った方が総合的な耐久が高くなるので、BDに全振りします。余りはSに4振りすることによって、特性「かるわざ」発動後に最速メガゲンガーを抜くことができます。

運用方法


このフワライドを選出する場合は、基本的に先発として起点作り役(リフレクター、光の壁、置き土産などを覚えるポケモン)、後発にフワライドと、バトン先としてのアタッカーポケモンという3匹の選出でほぼ固定になります。

起点作りなしでいきなりフワライドを出していくのは高火力技が飛び交う現環境では安定しないため、注意が必要です。

先発のポケモンで起点作りをして、倒されるか置き土産を使用したところでフワライドを死に出しして「ちいさくなる」「みがわり」を積み、「バトンタッチ」でアタッカーポケモンに繋いで、攻撃を避けながらさらに積み技で火力を上げて無双する、という流れを勝ち筋として対戦を展開していくことになります。

起点作り役としては、先手で壁を貼ることができる「クレッフィ」壁貼りと置き土産の両方をこなすことができる「ラティオス」などがオススメです。

バトン先のポケモンとしては、高火力で積み技を覚える「メガルカリオ」「メガバンギラス」や特性「マジックミラー」で変化技を無効にできる「エーフィ」などが良いでしょう。

「メガルカリオ」「エーフィ」は耐久が低く、「メガバンギラス」は弱点が多いという欠点があるため、通常であれば積み技を使うことにリスクが伴いますが、「ちいさくなる」バトンで回避率を上げることでそのリスクを軽減できるため、長所である高火力を存分に活かすことができます。

これらは一例であり、実際には「ちいさくなる」バトンが成功すれば、ほとんどの積み技持ちポケモンで全抜きを狙うことが可能になるので、普段は活躍させづらいマイナーなポケモンにバトンを繋ぐのも面白いでしょう。

「ちいさくなる」バトンは強力な勝ち筋となり、作業的に試合を展開できる点が大きな魅力ですが、特性「てんねん」持ちのポケモンを出されたり、回避率を無視してバトン先のポケモンにも引き継がれてしまう技「ほろびのうた」を使われるとほぼ負けが確定してしまうので、見せ合いでそのようなリスクがあると感じた場合は選出を控えましょう。

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