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【ORAS】ラフレシア(ようりょくそアタッカー型)についての育成論

      2016/06/11

【ラフレシア】

名前 ラフレシア
分類 フラワーポケモン
タイプ くさ・どく
特性 ようりょくそ

ラフレシアは、初代シリーズから登場しているポケモンです。草・毒というありがちな複合タイプで、弱点は「ほのお・エスパー・ひこう・こおり」とメジャーどころが多いですが、一方で半減も「みず・でんき・かくとう・フェアリー・くさ」となっており、こちらもメジャータイプが多く、やや特殊に強くなっています。

種族値はHP75・攻撃80・防御85・特攻110・特防90・素早さ50です。同タイプで同じ特性をもつフシギバナと比較すると見劣りしてしまうのが難点です。

特性はようりょくそ・ほうしの二種類で、型やパーティによって使い分けることが重要です。ようりょくそで採用する場合は、フシギバナの劣化にならないように気をつける必要があります。

種族値で勝っている特攻を伸ばすために性格ひかえめで運用したり、フシギバナが覚えずラフレシアが覚える技(ムーンフォース・まとわりつくetc.)で差別化を図りたいです。(なにより可愛いという差別化点があります)今回の育成論では、晴れパーティで使用する、ようりょくそアタッカー型のラフレシアを紹介したいと思います。

ギガドレイン

威力75・くさタイプの技です。安定したタイプ一致技で、メインウェポンになります。HP吸収によって、いのちのたまによる反動ダメージを回収し、場持ちを良くします。威力の高いはなびらのまいは、半減されやすいくさタイプで縛られてしまうので、不採用です。晴れパ前提なので、ソーラービームも選択肢になりますが、天候を取れなかった時のことを考えると、ギガドレインが最も良いと思います。

ヘドロばくだん

威力90・どくタイプの技です。こちらも安定した火力のある一致技です。採用しない理由がほぼ見当たりません。追加効果もおいしいです。

ムーンフォース

威力95・フェアリータイプの技です。ラフレシアが覚えて、フシギバナが覚えない技です。無警戒のドラゴン・悪・かくとうタイプに対して打点をとることができます。

ねむりごな

命中率75ですが、不利対面で勝ち筋を拾ったり、交代先に刺さる枠として採用しました。晴れ状態であれば、先制でねむりごな打つことで、不利対面をひっくり返すこともできます。

性格

火力がかつかつなので、性格はひかえめで確定です。

持ち物

火力不足を補うため、いのちのたまです。ギガドレインと相性が良いです。ちなみに、いのちのたまによる反動ダメージは、ギガドレインの回復の後に入ります。

いのちのたまを他のポケモンに割いている場合は、火力を犠牲にして、半減技に対しての後出しを安定させることができるくろいヘドロも選択肢に入ります。

特性

ようりょくそです。晴れパでなくても、相手のメガリザードンYに対して強くなれます。

努力値配分

素早さ132: 晴れ下で最速105族=準速120族(メガボーマンダ)抜き抜きです。
準速ゲッコウガと同速になります。
HP244:晴れ状態が切れてしまった場合でも、最低1回は行動できるように、HPに振りました。珠ダメージを考慮して228振りで、余りを特攻に回すことも一考です。
特攻128:余りは特攻に全部振りました。何度も言いますが、火力が足りないのはマイナーポケモンの宿命です。

ダメージ

与ダメージ(数値は努力値)

D4ガブリアス ムーンフォース 78.1%~92.3%
  ギガドレイン 45.4%~54.1%
H4メガボーマンダ ムーンフォース 78.9%~94.2%
H252ローブシン ムーンフォース 83.5%~98.1%
H252スイクン ギガドレイン 63.8%~76.3%
H92チョッキマリルリ ギガドレイン 57.5%~69.1%
H252メガヤドラン ギガドレイン 86.1%~104%
HD252サザンドラ ムーンフォース 107~128.1%
H252 ニンフィア ヘドロばくだん 70.8%~84.7%
メガリザードンY ヘドロばくだん 51%~60.8%
霊獣ランドロス ギガドレイン 53%~64%

被ダメージ

意地252ガブリアス げきりん 71.3%~84.5%
陽気鉢巻252ガブリアス げきりん 97.8%~114.9%
控えめ252サザンドラ りゅうせいぐん 71.3%~84.5%
無振りスイクン れいとうビーム 54.1%~64.1%
臆病252ゲッコウガ れいとうビーム 79.6%~93.9%

数値だけ見れば、HPを削って特攻に回して火力を優先した方が良いのではないかと思われるかもしれませんが、実際に使用した感じでは、こちらの方が安定感はありました。

耐久はそこそこある上に、ギガドレインのおかげで数値以上に戦ってくれます。ただし、いのちのたま持ちなので、過信は禁物です。

運用方法

メガリザードンYやキュウコンと組ませて、晴れアタッカーとして運用します。上記ポケモンが苦手とするメジャーなみずタイプ(スイクン・ウォッシュロトム・マリルリなど)に対して、安定して受けだしすることができます。

また、キノガッサに対しても安定して投げることができます。火力不足は否めませんが、ねむりごなとギガドレインのおかげで、刺さっている相手には3タテもしばしばあります。

基本的な流れは、晴れ状態で有利対面に繰り出して削る、交代されたら、上からねむりごなを打つか、こちらも交代するかの二択で、アドバンテージを稼いでいく、という形になります。また、火力を過剰に甘く見られたり、ムーンフォースを読まれないことが多く、ドラゴンを返り討ちにすることもできます。

注意すべき点は、どく・はがねタイプに対して有効打がないことです。特にナットレイやゲンガーには手も足も出ないので、他のポケモンでカバーする必要があります。ナットレイ入りのパーティには選出しないのがベターだと思います。

素早さは高くないので、晴れ状態を維持することが大切です。メガリザードンYと合わせて使用する場合は、晴れ状態が切れるまで粘ってから交代することで、先制ねむりごなによる勝ち筋を残すことを意識すると良いと思います。最後の最後まで諦めないことが大切です。

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