【ORAS】メガルカリオについての育成論

先制技持ち高速高火力物理アタッカー、メガルカリオ育成論

《概要》

メガルカリオはルカリオがメガシンカしたはがねとかくとうをタイプに持つポケモンです。その種族値はかなり攻撃寄りに配分されています。攻撃は１４５、特攻は１４０となっていて、どちらも一線級の数値と言えます。また、素早さの種族値がルカリオでは９０だったのに対し、メガルカリオは１１２となっています。このアップは非常に大きいです。ただし、メガシンカしても防御特防の種族値は低く、耐久面での働きを期待するのは難しいです。

特性はタイプ一致技の威力が上がるてきおうりょくです。アタッカーとして運用していく上で頼りになる特性になっています。技に関しては豊富であると評価できます。上記の通り、高い攻撃、特攻種族値を持っているので、物理特殊どちらのアタッカーもこなすことができます。また、ルカリオとして運用する型もあるため、育成型の幅は広いです。そういった育成型の見極めの難しさもメガルカリオの長所です。

《技》

威力１２０のかくとう技です。これがメインウェポンとなります。防御と特防が下がるというデメリットはあるものの、元から耐久に秀でているわけではないので特に気にすることはありません。等倍以上の相手には積極的にこの技を打っていきます。

命中に難がありますが、威力１００のタイプ一致技です。主にフェアリータイプに打っていきます。

優先度プラス２の先制技です。威力は８０でタイプも不一致ですが、使用頻度はかなり多いです。また、つるぎのまいを使うことができれば、威力面でも十分な先制技となります。

火力アップアイテムが持てないため、採用しています。メガルカリオは耐久面での不安が大きく、使用機会にはあまり恵まれていません。そのため、相手の隙を見逃さず、タイミングを見計らって使用しましょう。一度この技を使うことができれば、高い素早さからのインファイトと優先度プラス２のしんそくで多くの敵を倒していけます。一度だけではなくチャンスがあればどんどん使っていきましょう。また、つるぎのまいとしんそくを両立できる点もこの育成論のポイントです。

《性格》
ようきを採用します。アタッカーでありながら素早さに補正をかける理由は素早さ種族値が１１２という絶妙な数値だからです。この狙ったように設定された種族値のおかげで激戦区である素早さ１００族はもちろん、ガブリアスの１０２、ゴウカザルやテラキオンなどの１０８族、ラティオスやメガエルレイド、メガメタグロスなどの１１０族、等々強力なアタッカー陣に先手が取れます。

《持ち物》
メガシンカ枠での育成論なのでルカリオナイトを持たせます。

《特性》
メガルカリオの特性はてきおうりょくです。この特性のおかげでタイプ一致技の威力が上がり、火力上昇系のアイテムがなくても大きなダメージが期待できます。また、ルカリオの時の特性はせいぎのこころを推奨します。他に二つの特性があり、使い勝手にもほとんど差はありませんが、はたきおとす、ふいうち辺りを防ぐという意味でせいぎのこころにします。

《努力値振り》
・ＨＰ６：防御でもいいですが、ＨＰに振っておきます。
・攻撃２５２：物理アタッカーですから迷うことなく全振りします。
・素早さ２５２：ここも素早さに補正をかけた性格を選んでいるわけですから問答無用で全振りです。

《運用方法》

高い素早さと攻撃力、そして先制技を駆使して相手ポケモンを倒していくエースアタッカーとして運用します。基本的にはインファイトをメインに戦います。また、相手のＨＰが少なければ死に出しからのしんそくでとどめを刺し、相手が交換するタイミングや、場を整える技を使うなど隙があればつるぎのまいで自身の火力を上げていきます。一度つるぎのまいを使うことができれば相手を一撃で倒せる確率が上がるのでかなり強気に行動することができます。

注意点は６００族や他の強力なメガシンカポケモンと比べると、アタッカー性能は劣らないものの、耐久力に劣るところです。種族値もそうですが、努力値も耐久には一切振っていないので、相手の攻撃力によっては一撃で落とされてしまいます。そのため、こちらが相手を一撃で倒せるかどうか、仮に倒せなくても相手の技を耐えきれるかどうか、あるいは相手がどんな技を使ってくるか、交換をしてくるかどうか、など戦況把握が重要になってきます。

また、ほのお、かくとう、じめん、と強力なアタッカー、強力な技が多いタイプに弱点を持つ点にも注意が必要です。メガルカリオ単体で勝負するのではなく、パーティ構築の段階から上手くメガルカリオを活かしていけるように運用するとしっかりと活躍してくれます。

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