【ORAS】ラッキー(受けループ型)についての育成論
ラッキーは初代である赤・緑から登場してるポケモンでありピンクの悪魔と呼ばれ圧倒的な特種耐久を誇るポケモンです。
受け回し系統の構築つまり受けループによく入っておりその特種耐久はメガネ持ちサザンドラやてきおうりょくににメガネ持ちドラミドロ、メガリザードンYに後出しが余裕で間に合います。
では具体的な育成論を見ていきましょう。
【ラッキー】
タイプ:ノーマル
性格:ずぶとい
特性:しぜんかいふく
持ち物:しんかのきせき
性格について
HP種族値250のとくぼう種族値105更に「しんかのきせき」を持たせることによって耐久力は1.5倍となります。これは恐るべき数値であり特防に特化しなくとも十分過ぎる程の特種耐久です。対照的に特攻種族値は35と低い数字なので努力値を振ったところで火力は出ずあまり意味がありません。
また防御種族値は5という破壊的に低い数値でナットレイのすばやさ種族値を下回る値です。ですが防御に関してはHP種族値が優れているという点、「しんかのきせき」を持たせる点を考慮すればある程度の物理耐久が得られるので、性格は防御特化のずぶといの採用です。
特性について
特殊技を使うのであれば追加効果の発生率が2倍となるてんのめぐみも魅力的ですが、ラッキーがとくしゅ技を使う機会は殆どないのでサイクル戦向きを考え耐久ポケモンが苦手とするどくどく対策といった意味でしぜんかいふくが良いでしょう。
持ち物について
ハピナスの進化前で種族値が全体的に劣るラッキーを採用する理由は「しんかのきせき」を持たせて物理耐久と特種耐久の底上げを狙う為なので持ち物は「しんかのきせき」以外ありえません。「しんかのきせき」以外を持たせるのであればハピナスの方が優れています。
努力値について
HP252-x-B252-x-D4-S0
実数値:HP357-x-B62-x-C126-S70
前述した通りぼうぎょ種族値が5という破壊的に低い数字ですがHP種族値が優れている点と「しんかのきせき」の効果によって防御特化すればAS252ようきガブリアスのげきりんやじしんを確定で2発耐えることが出来ます。生半可な火力の物理ポケモンであればラッキーで止まってしまうのです。
今回の技構成
耐久ポケモンには必須の再生技です。ラッキーは努力値を振ることによって物理耐久・特種耐久共に高い数値となりますが、自身の攻撃技は火力が低いので相手のポケモンを処理するのに時間がかかってしまいます。なので再生技を挟みつつ相手のポケモンに負担をかけていきましょう。
相手の素早さダウンやしびれて動けなくなることを狙った変化技です。相手がバシャーモやファイアローメガガルーラといったポケモンを後出しで繰り出してきた場合でも活躍する技ですし不利対面で相手のポケモンが居座ってきた場合でも有効に働きます。
こうげき種族値とくこう種族値が共に低いので普通の攻撃技では相手のポケモンを処理するのにあまりにも時間がかかってしまいます。しかしちきゅうなげであれば50という定数ダメージが入るのでラッキーには持って来い攻撃技です。
ガブリアスや霊獣ランドロスカイリュー辺りのこおり四倍弱点のポケモンには、そこそこ(それでも3割程度)のダメージが入り、でんじはの通らないポケモンのすばやさランクダウンも同時に狙える技です。
その他の候補技
とくせいちからもちのメガクチートやマリルリ、おやこあいのメガガルーラ等などあらゆる場面で有効に働く技です。ハサミギロチンを持っていないグライオンにしたり顔でスキルスワップを打ってやりましょう。
「ちきゅうなげ」は格闘技なのでゴーストタイプのゲンガーにはダメージが入りませんし、ゲンガーはどくタイプなので「どくどく」も効きません。サイコキネシスを搭載することでゲンガーに打点を持たせるのを狙った特殊技です。
かゆいところに手が届く変化技です。この技を搭載することでスイクンやニンフィアウルガモスや霊獣ボルトロスに勝てる(運ゲーム)ようになります。ラムガブリアスが出てきたら試合終了となるので気をつけてください。
じめんタイプのポケモンや相手が再生技を持っているポケモンだった場合に効果的です。具体例ガブリアス・マンムー・霊獣ランドロス・ポリゴン2・クレセリア・ファイアロー。
運用方法
大体の特種特化ポケモンには勝てますし、弱点とつかれなければ物理ポケモンにも「でんじは」をまく場合によっては「どくどく」を入れて「たまごうみ」していれば打ち勝てます。しかしわるだくみきあいだま霊獣ボルトロスや「ちょうはつ」を持ったメガサーナイトに「ちょうはつ」または「ほろびのうた」を搭載したメガゲンガーには勝てないので慢心は禁物です。
相性の良いポケモンは苦手なかくとうタイプのポケモンに強いメガヤドランやクレセリアです。