【ORAS】ゴルーグ(とつげきチョッキ型)についての育成論
2015/09/11
ゴルーグは、ゴースト・じめんという固有タイプの物理アタッカーとして活躍が期待でき、ノーマル・かくとう・でんきの3タイプを無効化できるが、弱点はみず・くさ・ゴースト・あく・こおりと5タイプあり、独特の耐性をもつ。
特功と素早さは低いものの他はどれも並以上の水準であり、こういうタイプのポケモンこそ調整のしがいがあると思います。
また、特性はてつのこぶし・ノーガード・と2つの有用な特性を持っており、ばくれつパンチを始めとしたパンチ技の多さが光っています。
ゴルーグは決してメインアタッカーとして使えるスペックは持っていませんが、PTの隙間を埋める能力はとても高いです。最後の一枠が決まらないとき、採用の価値があります。
ゴルーグ:ゴーレムポケモン
性格:いじっぱり
特性:ノーガード
持ち物:とつげきチョッキ
努力値配分:148-124-68-0-108-60
ゴルーグの種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
89 | 124 | 80 | 55 | 80 | 55 |
物理アタッカーとして活躍させるので性格はいじっぱり固定です。
持ち物ですが変化技を覚えさせていないのでとつげきチョッキで防御力を高めます。
ゴルーグといえばノーガードスカーフ型やてつのこぶしはちまき型などを浮かべる方も多いですが、今回はゴルーグの耐久面に注目して、とつげきチョッキを採用しています。
ゴルーグの弱点タイプを見ていると特殊技の割合が大きいタイプばかりですので、チョッキで耐えて返しの一撃を入れることができるのではないか、というところからスタートしました。
「耐えて殴るというコンセプトを満たすために、防御・特防ともに最低ラインの耐久を確保、その後、攻撃と素早さに振り分けます。
素早さにそれなりに割いている理由は、バンギラス、ピクシー、ニンフィアなどの上を取るためですが、ギルガルドの上を取ってしまうというデメリットも存在します。
一つの考え方としてですが、かげうちを持たないギルガルドに対しては有利に立ち回れるため、その他の相手に勝てる可能性を高められる素早さ振りを勧めれます。
しかし、最遅にすればそのぶんの努力値を攻撃に回すなどできるのでここらへんは、各人の好み・メンバー構成に合わせていただきたいと思います。
今回の技構成
技名 | 威力 | 命中率 |
---|---|---|
じしん | 100 | 100 |
ばくれつパンチ | 100 | 50 |
ストーンエッジ | 100 | 80 |
ヘビーボンバー | ー | 100 |
じしん
タイプ一致の最高火力で大きいダメージが期待できます。元々のタイプが地面タイプである以上、確実に必要になります。
ばくれつパンチ
可もなく不可もなく、な程度のダメージを出せていると思います。追加効果が強力な上、特性ノーガードで確実に命中するので、一番多く撃つことになります。
ただし、2倍で弱点を突いても一撃で倒せるケースが少ないため、火力自体には過度な期待を寄せないほうがいいです。
ストーンエッジ
少し火力が足りない印象ですが、絶対当たるストーンエッジは思っている以上に強いです。
また、サザンドラを後出しされた場合、ストーンエッジを当てておくことでばくれつパンチの圏内にいれることができます。
ヘビーボンバー
フェアリーへの打点としてとても優秀だと思います。ニンフィアを確定で落としたければ火力補正アイテムが必要となります。
対ピクシー戦を考えた時に、ちいさくなるを積まれても安定した打点として使えるために有用です。
仮に他のパンチ技を採用する場合(つまりゴルーグで無理にピクシーをみる必要がない場合)には、火力を重視し、とくせいをてつのこぶしにし、ばくれつパンチをアームハンマーに変えるなども選択肢にありです。