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【ORAS】ボルトロス(霊獣フォルム)についての育成論

      2016/07/11

今回はシングルバトルにおける「ボルトロス霊獣フォルム」についての育成論です。

【ボルトロス】


タイプ:でんき/ひこう
種族値:H79 A105 B70 C145 D80 S101
特性:ちくでん

概要

ボルトロスはブラックホワイトで登場した「でんき/ひこう」タイプの準伝説ポケモンです。化身フォルムが通常の状態ですが、ブラックホワイト2から新しいフォルムとして霊獣フォルムが加わり、特性や種族値等が変化しました。霊獣ボルトロスの種族値は、化身ボルトロスと比較するとCが20も高く、全ポケモン中トップクラスのC種族値を持っている点が特徴的です。

しかし、耐久については変化がなく、Aが10、Sが10下がっています。Aについては物理技を使わなくても運用できるので問題ありませんが、Sが10下がったことによって化身ボルトロスが先手を取ることができるゲンガー、ガブリアスといったメジャーポケモンに抜かれてしまうので、これについては弱体化要素と言えます。

それでもS種族値101とメガガルーラ(S種族値100)を抜いているのは評価点であり、高い特殊火力を活かしてアタッカーとして運用できるので、強力なポケモンと言えるでしょう。特性は、電気技を受けたときに無効化してHPの1/4を回復する「ちくでん」です。

化身ボルトロスの「いたずらごころ」のような妨害性能はありませんが、現環境PTに1匹は欲しい「電気無効枠」としての運用が可能となるので、直接的な採用理由に繋がります。多くの優秀な要素を持っているため、様々な型が考えられる霊獣ボルトロスですが、今回は高い特殊火力を最大限に活かして相手を崩していくことができる「わるだくみ型」について考察していきます。

特性

ちくでん(受けた電気タイプの技を無効化し、HPの1/4を回復する)

無効タイプが一つ増える強力な特性。特に相手にサイクルを回させてしまう「ボルトチェンジ」を無効化できる点が優秀であり、回復の追加効果もあるため、相手に電気技を打たせにくくすることができます。電気ポケモンにはボルトロス、サンダー、ライコウ、ロトムなど強力なポケモンが多く採用率も高いため、その対策となるこの特性は霊獣ボルトロスの強みの一つです。

性格

おくびょう(Sが上がりやすくなり、Aが下がりやすくなる)

トップメタである「メガガルーラ」のS種族値を1だけ上回っていることを踏まえ、最速にすることができる性格「おくびょう」とします。

持ち物

オボンのみ(HPが半分以下になったとき、HPの1/4を回復する)

やや不足している耐久を補うことができる持ち物。役割対象との対面で安定して「わるだくみ」を積めるようになる他、積んだあとに先制技を複数回耐えることができるなど、多くのメリットがあります。

技構成


わるだくみ
タイプ:あく
効果:Cを2段階上げる。

今回の型のコンセプトとなる積み技。元のC種族値の高さも相まって、一度この技を積むことができれば全抜き体制に入ることができます。

10まんボルト
タイプ:でんき 威力:90 命中:100
効果:1割の確率で相手を「まひ」状態にする。

威力・命中共に安定したメインウェポン。等倍ではこの技が最高打点となるので、使用機会が多いです。

めざめるパワー(こおり)
タイプ:こおり 威力:60 命中:100
効果:通常攻撃技

電気技を無効にされるガブリアス、カバルドン、霊獣ボルトロス、霊獣ランドロス、グライオンなどの弱点を突くことができるサブウェポン。その他にはメガボーマンダ、カイリュー、ジャローダなどに対しても最高打点となります。威力は低いですが、電気技との相性補完が非常に優秀であるため、確定技です。

きあいだま
タイプ:かくとう 威力:120 命中:70
効果:1割の確率で相手のDを1段階下げる。

10まんボルトとめざめるパワー氷で突破することが難しいナットレイ、ポリゴン2、マンムー、ラッキー、バンギラスなどの弱点を突くことができる技。命中不安定技ではありますが、この技がなければ上記の相手を突破することは困難なので、それを7割で突破できる技と考えれば十分な採用理由になります。また上記の相手のうちナットレイ、ポリゴン2、ラッキーはこちらを1発で落とせる技をまず持っていないので、実際にはさらに多くの試行回数を作ることができます。

努力値配分

個体値:H31 A* B30 C31 D31 S31(めざ氷理想個体を想定)
努力値配分:H108 B40 C108 S252
実数値:H168 A* B95 C179 D100 S168

解説

H:オボンのみを持たせた際のHP効率が良い4n調整
B:意地っ張りガブリアスの逆鱗高乱数耐え
C:余り
S:最速

ある程度の耐久と最速を確保しつつ、余りをCに振るという配分です。オボン込みでそれなりの耐久があるため、起点対象を間違えなければ「わるだくみ」を積みやすく、火力・素早さも両立することができています。

運用方法


このポケモンは「わるだくみ」を積んで全抜きを狙うのが主な役割ですが、初手からそれができるような相手はまずいないため、基本的に先発では出さない方が良いです。

他のポケモンでガブリアス、メガガルーラ、メガクチート、マンムーなどの苦手な物理ポケモンを牽制しつつ、霊獣ボルトロスが起点にしやすいポケモンを誘ってから繰り出すという動きが強力です。主な起点対象は、化身ボルトロス、サンダー、クレセリア、水ロトム、スイクン、ポリゴン2、ナットレイなどです。

これらとの対面で一度「わるだくみ」を積むことができれば、上記に挙げた苦手なポケモンが出てきても広範囲の攻撃技で倒せる可能性が出てきます。
しかし、「わるだくみ」後に複数回攻撃技を受けてしまうと耐えられない場合が多いので、「そのような状況が想定されるうちは繰り出さない」「相手の残ポケを減らしてから繰り出す」「倒されても良いからその後に他のポケモンで起点にする」など場面に応じて立ち回りを考える必要があります。
霊獣ボルトロスと相性が良いポケモンは「バシャーモ」です。


霊獣ボルトロスが起点にしやすいクレセリア、化身ボルトロス、スイクンを誘い出すことができ、起点にできないマンムー、メガガルーラ、メガクチートに強いので、相性補完に優れています。

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