【ORAS】メガギャラドス（積みアタッカー型）についての育成論

積みアタッカー、メガギャラドス育成論

《概要》

メガギャラドスは初代シリーズから登場しているギャラドスのメガシンカ型です。タイプはみずとひこうだったギャラドスからみずとあくの複合に変化しています。このタイプ変化は、相手を読み合いに持ち込むことに使え、結果として勝ち筋に繋がることもあります。

種族値は一線級と言って申し分ない数値で攻撃が１５５、防御が１０９、特防が１３０となっています。また、他の数値もＨＰは９５、素早さも８１で決して低いものではありません。特性はかたやぶりとなっており、戦闘を決定付けるほど強力なものではありませんが、使えないことはありません。

ギャラドスの時はいかくとなっており、こちらは非常に優秀な特性です。技については比較的豊富です。攻撃技は物理、特殊、共に使えるタイプが多く、補助技に関しても使い勝手のいい技をいくつか使用可能です。また、ギャラドス自体がそもそも強いことや、アタッカー、耐久型など育成型が豊富であり、選出時点で育成型が判明しづらいことも強みと言えます。

《技》

威力８０のみず物理技です。最高火力を選択したいのであればアクアテールになりますが、命中不安と追加効果の面からたきのぼりを選択します。りゅうのまいで素早さが上がると、先制の機会が増え、追加効果のひるみも勝ち要素の一つとなります。

威力８０のあく物理技です。こちらも安定したタイプ一致技としての採用です。

ここはサブウェポン枠ですが、じしんを採用します。特性かたやぶりでふゆうのポケモンにも通ります。ストーンエッジやこおりのキバなどとの選択になります。

火力と素早さの両方を補うために採用します。メガギャラドスはその種族値に反して技の威力が低めですし、素早さ種族値も８１と他の高速アタッカー勢に比べるとかなり劣るため、両方を強化したいところです。耐久面ではいかくや持ち前の防御、特防種族値のおかげでアタッカーとしてはかなり高い部類なので、技の使用機会には恵まれています。

《性格》

いじっぱりを採用します。種族値は高いものの、使用できる技の威力が低めなことから、アタッカーとしては攻撃に補正が欲しいところです。

《持ち物》

メガシンカポケモンのため、ギャラドスナイトになります。

《特性》

かたやぶりです。あまり勝敗の行方を左右するような特性ではありませんが、役立つこともあります。また、ギャラドスの時はいかくを採用します。いかくが入ると実質耐久力を上げることになるので、こちらの特性の方が役立ちます。

《努力値配分》
攻撃２５２：アタッカーとして運用するため、極振りします。調整する必要はありません。

防御６：ここは選択ですが、一応防御に振っておきます。

素早さ２５２：素早さも極振りします。そうすることで準速８０族までは確定で抜けるので、わかりやすいです。

《ダメージ》

被ダメージに関してはよほどのことがない限り一撃で倒されることはないと考えていいです。目安としてはいかくなしの状態でもこだわりハチマキを持たせた攻撃特化ガブリアスのげきりんで９１．７～１０８．２％のダメージです。また、特攻特化サンダーの１０まんボルトでも７８．８～９２．９％のダメージと一撃では落ちません。

与ダメージに関しては弱点を突くか、耐久面にかなり難のある相手でない限り一撃で倒すことはできません。たきのぼりでは無振りガブリアスに４９．１～５７．９％、かみくだくは同火力ですし、じしんは防御特化ロトムに６３．６～７５．１％程度のダメージです。ただ、りゅうのまいを使用することでダメージ量は補うことができます。

《運用方法》

耐久力に優れた物理アタッカーとしての運用となります。りゅうのまいを使用することで高い素早さから相手を倒していくことが最も重要な役割です。選出にはあまり条件が付きません。先発で投入し一般的なアタッカーとして運用、いかくを入れるために物理アタッカーに後出し等、比較的多くの場面で繰り出すことができ、活躍の場も広いです。

また、タイプ相性の面からメガシンカしない方がいい場合はギャラドスのまま戦うこともできるので非常に使い勝手がいいです。注意点としてはタイプ一致技の威力がどちらも８０と低いこと、他の強力なアタッカー勢よりも素早さで劣る場合が多いことです。ただ、りゅうのまいを使うことができれば一線級のアタッカーとして申し分ない働きをしてくれます。

他には先制技を持たない物理アタッカーの宿命としておにびやでんじはなどにも弱いので注意が必要です。メガギャラドスは高いレベルで安定したポケモンと言えます。使いやすさは文句なく、頼もしいポケモンだと言えます。

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